庭園

 

 

 

天界の秘義1941

 

 その種子はそうしたものから自由にされて、成長して行くが、それは丁度木の種子が土地から生え出て若木となり、それから大きな木になり、それが後には増大して木々の庭園になるのに全く似ているからである。なぜなら知識と理知と知恵はことごとく、その歓喜と幸福とともになって、このように実を結び、増し加わり、かくして永遠に増大して行くが、しかもそれは主が一粒のからし種について教えられているように(マタイ13・31)、最小の種子からさえ発しているからである。