陶物師

 

1.陶物師

2.陶物師の器

 

1.陶物師

 

天界の秘義2276

 

「恐らく三十人が見出されるでしょう」。これは多少の争闘を意味していることは、三十の数字の意義から明白である。三十は多少の争闘を意味し、かくて単に僅かな争闘を意味していることはこの数字は(ほんの僅かなものを意味しているところの)五と(第一部649、720、737、900、1709番に示されたように、労苦または争闘を意味しているところの)六とをかけ合わせて作られているという事実から来ているのである。

 

[2]ここからまたこの数字は、それが聖言に記されているときはつねに、比較的僅かしかないものを意味しているのである、たとえばゼカリア書には―

 

  わたしはかれらに言った、もしあなたたちの眼に良かったなら、わたしにわたしの賃金を与えてください、もし良くないなら、がまんしてください、するとかれらはわたしの賃金として三十枚の銀をはかった。エホバはわたしに言われた、それを、すなわち、わたしが彼らから値づもられたそのかなりな価を陶物師に投げ与えよ、と。それでわたしはその三十枚の銀を取って、それをエホバの家の陶物師に投げ与えた(9・12、13)。

 

 これはかれらが主の功績と主が遂行された贖いと救いとをかくも僅かしか評価しなかったことを意味しているのである。『陶物師』は改良と再生とを意味している。

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P32

‘88・9・15

 

彼らはあなたの印には関心がなく、それについて聞いてもファイルに閉じてしまいます。印をおやめになるようにと言いたげです。

 

誰の助言も私は必要としない、こういった助言者は一人もいらない、その知恵は私にとって恥ずべきもの、あなた方を測り 養えないとでもいうのか? 悲しいかな! 我が霊を喜んで迎える者は ほんの一握りに過ぎない。 私に反対する精神を持てば 裏切ることになると理解しているだろうか? そして裏切るなら真理を見落とすと ♡ 陶土は陶芸家に、「何を作っているか」と尋ねるだろうか? 霊の与えるものを謙虚に受けなさい、我がわざとその神秘を受け入れて、今の時代に印を増やしているのは、私の意思による そこで聖霊の賜るものを歓んで受け取りなさい、背を向けるかわりに、喜んで感謝しなさい、顔を向け、私だと気づきなさい! 我が霊を抑えてしまわないように、むしろ喜んで迎え入れなさい! 我が霊を抑えてしまう者たちは災い、あなた方 目の見えない案内人は災い、虚栄心でふくれ上がり、我が聖なる教会を荒廃させてしまった! 自らを調べ 真実を求め 真の信仰に立っているかを確かめなさい! 祭壇よ! 私、主は最後まで あなたの炎を燃え立たせておく、我がわざはまだ完了していない、さあ、来なさい、「私たち」?

 

永遠に、アーメン ♡

 

 

2.陶物師の器

 

啓示による黙示録解説149

 

 

「陶物師の器のように彼らは粉砕されるであろう」は、ほとんど、または全く無価値なものとして、を意味している。『陶物師の器』と言われているのは、それにより、人間自身の理知にぞくした事柄が意味されており、それは凡て誤謬であって、それ自身では無価値なものであるためである。ダビデの書にも同じく―

 

 あなたは鉄の杖で諸国民を粉砕される。あなたは陶物師の器のように彼らを粉々に打たれる(詩篇2・9)。