すべての人に与えなさい
1.聖書
2.聖母から司祭へ
3.グリニョン・ド・モンフォール
4.ヴァッスーラ
5.マリア・ワルトルタ
1.聖書
マタイ28・18−20
イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいる。」
2.聖母から司祭へ
聖母から司祭へ1979.3.9
あなたがたが、そのかくれ場から抜け出て、全世界を照らしに行くべきときがきました。わたしが、いつも、いっしょにいてあげますから、さあ、すべての人に、私の子であると、宣言なさい。
私は、信仰が、この暗闇の日々にも、あなたがたを照らすあかりとなるように願ってやみません。
ただ、私のおん子イエズスの名誉と光栄を願う奮発心だけが、あなたがたの心を占領しますように。
光の子らよ、あなたがたの数は、まだ少ない、しかし、大いに戦いなさい。そうすれば、たくさんの人々が、あなたのあとに従って、私の軍団に入ってくるでしょう。なぜなら、私の戦いの時は、すでに来ているからです。
聖母から司祭へ1980.11.3 カルカッタ(インド)
イエズスは、使徒たちに、全世界に“よい知らせ”を告げに行きなさいと命令しました。そして、この命令は、あなたがたにも受け継がれたのです。
彼らのどれほど多くの人々がまだ異教の暗闇に包まれ、他の宗教のもとにいることでしょう。彼らをも、この満足できる真理にみちびいてあげなければなりません。この満足できる完全な真理は、イエズスが、すべての民に救いの福音をもたらすために設立されたカトリック教会のうちにだけあります。
聖母から司祭へ1980.11.14
今は、世界のすべての国民に、救いの福音をのべ伝えねばならないときです。
福音を、すべての被造物にのべ伝えねばなりません。もちろん、イエズスがお教えになり、聖霊が教会にお与えになったままに、でなければなりません。
聖母から司祭へ1981.1.1
私は、平和の道です。全人類は、わたしを通してこそ、神に立ち帰るように召されています。それは、人類が神に完全に帰ることによってだけ、私の母の心は勝利をえられるからです。
聖母から司祭へ1981.4.17
小羊のようにおとなしく、あなたがたの手と足が釘づけられるのを許しなさい。すべての人を救うために、愛しなさい、赦しなさい、苦しみなさい。おん父に、愛をもって自分を捧げなさい。
聖母から司祭へ1981.5.13 ロメー(アフリカのトゴ)
今は、私の母としての独特の現存がすべての人に感じられねばならない“とき”です。私の汚れなき心から出る光を、すべての人に与えなさい。とくに、私が、限りない慈しみをかけている、私のもっとも愛すべき子らである宣教師たちに与えなさい。(中略)
どの道にいても、あなたがたは、そこで出合うすべての人々に、私の心の光を、そして、私のやさしい母の愛を与えなければなりません。
それで、私は、あなたがたが、日ましにデリケートな愛を身につけ、他人に対しては、やさしい心づかいをし、あなたがたの道で出合うすべての人々に、よろこんで奉仕するようにあなたがたの心を育てたいのです。(中略)
すべての道を辿って、天の母のところにおいでなさい。私の心は、すべての人のための避難所です。わたしは、あなたがたみんなを、あらゆる所からこの避難所に集めて、あわれみと救いの神に導こうとしています。
聖母から司祭へ1985.2.9
厚く冷たい黒雲を伴って闇が教会に入り、その真理の輝きを陰らせています。
このため、毎日わたしのことばは、わたしの子があなたたちに教えた真理をつねに明るく見ることができるよう、そして勇気を奮って、余すところなく、すべての人に述べ伝えることができるよう、あなたたちに上智の精神に育成するでしょう。
わたしの汚れなき心に捧げられ、天の母にすべてをゆだねた子供たちだけが、信仰を完全に守り、この世話をまかせられた人々を真の信仰に導く恵みを受ける時がすでに到来しました。
聖母から司祭へ1986.8.8
わたしは、このメッセージが公けにされて、わたしの本の中にあるメッセージと共にかぞえられ、教えられることを望んでいます。とくに全世界に拡がることを望んでいます。
聖母から司祭へ1989.9.15
あなたたちのこの終末の時代に、天の予言者であるわたしが伝えるメッセージを、恐れなく広めなさい。
3.グリニョン・ド・モンフォール
グリニョン・ド・モンフォール/聖母マリアへのまことの信心/山下訳/265
もしできれば、すべての人を、聖母への奉仕に、聖母への真の堅実な信心に、呼び集めるのです。
4.ヴァッスーラ
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P253
主なる私がまだ呼び続けていることを 思い出させなさい、来て 私に近づいてほしい、どうして愛から身を退いてしまうのか? いつも聖櫃のかげにいて 彼らの一人が訪ねて来ないかと忍耐強く待っている、ああ! 今でも待ち続けている・・・理屈が通り正当だと信じさせる あらゆる言い訳をいつも用意しているサタンに警戒するように、まさに道理が通って見えるようにそれらを美しく飾り、あなた方が私のもとに来るのを妨げる ♡ 私は皆を愛する、彼ら以上にあなたを愛してはいないと理解させなさい、これを、彼らの幾人かは完全に理解するように、私の平和と愛のメッセージを読むなら分かるであろう、まだ理解していない人たちのために繰り返し言う、私主は平等に皆を愛している、さあ 来なさい、訪ねなさい、来て私から飲むように そうしたらもっと飲みたくなる、来て私を食べなさい もっと望むようになる、心を開いて私を受け入れなさい、戸口で立たせたままにしないでほしい! 心に迎え入れなさい、必要とするもの 弱さを知っている、あなたの霊魂は私を必要とし 私を通してのみ天国に入る、 敵の敷いた罠になぜ霊魂を陥らせてしまうのか? 私のもとに戻り、顔を向け、みことばを読んで自らを教育しなさい、私を読むのに使った時間は 無駄とはならない ♡ 一日1時間 救い主のために時間を割いてもよいではないか? 互いに愛し合いなさい、互いに平和を保ち、赦しなさい、私があなたの罪を赦すように、悪を愛で返しなさい、善い心を持ち! 完全でありなさい! さあ、愛があなたを愛し 決して見放すことはない、愛が助けとなろう、そして最後まで導いてゆく ♡♡
ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・8巻P242
‘96・11・28 True Life
In God の十一周年記念日に
私の巌は 祝されますように、
救い主は 祝されますように、
イエスの聖心は 祝されますように、
人類すべてに その愛を示される聖心よ、
うちなるその宝(*)は 蜂蜜よりも甘く、
それゆえ純金にもまして好ましい 聖心よ。
イエスの聖心は 祝されますように、
私を引き上げ 形造られた聖心よ、
ああ 主よ、あなたの不思議を 人類に顕して下さい、
あなたの素晴らしいご親切を 顕しに来て下さい!
*「宝」とは:「神のみことば」のこと。
決して失望はさせない。 私は その霊魂の太陽、心の悦び そしていのちの歓喜となるように 我が聖心を与えた。
あなたを生き返らせてその声を聞きたいと 望んでいた・・・・愛をもって 私を抱擁しなさい。 私への渇きは 傷ついた我が心を和らげるバルサム・・・・来なさい、あなたを通して 親切心と祈りの霊を注ぎ出すのを許してほしい こうして私の不思議と 愛と思いやりに満ちた慈悲の力を 世に思い出させよう。 私の心は 全人類を愛する炎で燃え上がる そして彼らが私を読み進むにつれ いっそう豊かに成聖の恵みを降り注いで、この炎のうちに 引き入れよう。 ― 私は無限に恵み豊かな者 そしてこの(*)心、息子や娘たちと過ごすのを悦びとするこの心に 皆を引き入れたい。
*主はご自分の心を指さされました。
5.マリア・ワルトルタ
マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P44
‘44年8月5日
イエズスは言われる。
「わたしは貴女がわたしの栄光について瞑想するように準備させた。教会は明日それを祝う。しかしわたしはわたしの小さなヨハネが、わたしの栄光の真の姿を見てそれをよりよく理解するように望む。わたしが貴女を選ぶのは、貴女の師の悲しみと苦しみを知らせるためだけではない。苦しみにおいてわたしと共に在ることを知る者は、わたしのよろこびにも参与しなければならない。わたしは貴女が、貴女にあらわれる貴女のイエズスの前で、わたしの使徒たちと同じ心情と謙虚さと悔い改めの気持ちとを持つことを望んでいる。
けっして傲慢になってはならない。そうなれば貴女は罰せられ、わたしを失うだろう。わたしがだれであり、貴女が何者であるかを絶えず思い起こすように。痛悔によって浄められた心を持つために、絶えず自分の至らなさとわたしの完全さとに思いを致すように。だがそれと同時に、『恐れるな。立ち上がりなさい。行きなさい。人々のあいだに行きなさい。なぜならわたしは彼らと共に在るために来たのだから。この来臨の時をよく憶えて、清らかに、剛く、忠実でありなさい』と言ったわたしに、大きな信頼を寄せなさい。わたしはこのことを貴女にだけではなく、人々のあいだからわたしが選んだすべての人たち、特別な形でわたしを所有している人々にも言うのだ。