真理と 私自身の制定した教会を 擁護しなさい

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻Pvii

 

娘よ、私のために、一致の我が十字架を取り上げ 世界を巡ってほしい。国から国へと巡り 一致について口にしながら、その反対を考え、反対の行き方を続ける者たちに、分裂は彼らの心を私の心から引き離していると知らせなさい。叫びなさい、そうするならやがて私の声は 聞こえない耳も聞こえるようにさせよう。私の谺(こだま)となりなさい。真理と 私自身の制定した教会を 擁護しなさい。私が 我が聖なる名のもとに平和と教会一致を求めていると伝えなさい。自分が正しいと言いながら、分裂したままでいるなら自らの蒔いた実りを食べて 滅びると伝えなさい。私が不誠実な心を忌み嫌うとも伝えなさい。その儀式や討論は私を疲れさせる。彼らが高くとまって 硬直しているさまから 顔を背けると伝えなさい。彼らの下す判断は一見、人間にとって偉大で印象深かろうが、私にとってはそうでない。腐敗しかかった瀕死の教会を讃えることはできない。聞きたいと思う人びとに伝えなさい、声を小さくしなければ、私の声は決して聞こえてこない。自分たちの声を低くするなら 私の声が聞こえはじめ こうして私の意思を行うであろう。私は一つであるが、一人ひとりが自分たちのキリストをつくり上げた、私は我がからだの頭だが 私のでなく、彼らの頭ばかりが見えている。私に引き上げてもらえるよう、身を低くするようにと伝えなさい。私は貧しさのさ中に 我が王国を築くと皆に伝えなさい。我が霊に耳を傾ける暇のある人びとが まさに私を礼拝し私の意思を行う。この人びとを我が魂は歓びとする。(ノート55、‘91・10・7)