聖痕
ルイザ・ピッカレータ/被造界の中の神の王国/2巻P90
神の正義をなだめるために、イエズスはルイザを十字架につける。
1899年7月9日
イエズスは今朝、もう一度十字架の苦しみを経験したいと望みました。私を外に連れだし、山の上に伴うと、私に十字架につけられたいかと聞いた。
「はい、私は十字架なら喜んで受けます。」
すると主は非常に大きな十字架を持ってきて、その上に私を横たえ、ご自身の手で私に釘を打った。釘が私の手足を貫くと同時に激痛を覚え、言葉では言い表せなかった。釘の先がとがっていなかったので、それを打ち込むのにイエズスは苦労して、私もとても苦しんだ。それでもイエズスのために全てを我慢できました。主は釘を打ち込み終わって言った。
「お前を用いて、私の受難を継続しよう。栄光を受けた私の身体はもはや苦しみこともできないので、あなたの中に私が住み、地上で暮らす間に自分の身体を使ったように、あなたの身体を利用しよう。それは私の受難の苦しみを続け、神の正義の前に償いと和解の生きた犠牲としてあなたを捧げるために。」