政治的な、社会的なイデオロギーを宣伝するもの
聖母から司祭へ1990.3.13
信仰を失う理由を次にかかげましょう。
(1)謬説が広がること。これらの謬説は宣伝され、多くの場合、神学校において、神学校の先生たちから、また、カトリックの学校においても教えられています。それで、ある程度まで本当らしいもの、正当化されたものとして考えられています。
(2)教会の真正な教導職、とくに教皇の教導職に対するはっきりした公の反対。でも教皇は教会全体をカトリック的な信仰の真理のうちに守る役割をキリストから受けているのです。
(3)世間の精神に完全に服従した牧者たちの悪い手本。この牧者たちは、キリストと、その福音を宣べ伝えるかわりに、政治的な、社会的なイデオロギーを宣伝するものとなっています。こうして彼らは、「全世界に行って、すべての人に福音を宣べ伝えよ」というキリストから受けた使命を忘れています。
こうして、あなたたちのこれらの日々において、わたしの沢山のかわいそうな子らのうちにも棄教は日増しに広がっていきます。
聖母から司祭へ1993.2.11
あなたたちにふりかかっているもう一つの危険は、過度の活躍に心を捉われるままになることです。その結果は、わたしの沢山の哀れな罪ぶかい子らの改心の恵みを得るために、どれほど祈りが力づよいものであるかを忘れてしまうことです。
かえって、わたしは、罪人の改心のためによく祈りつづけるようにと招いていますう。それで、わたしは、わたしの小さな娘ベルナデッタを通じて、最も効果のあるわたしのいちばん好む祈りが、聖なるロザリオの祈りであることを、あなたたちに示しました。