サファイア
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P22
‘99・3・3
ヴァッスーラ、我が養女よ、愛深い一致を通してあなたを変容させるため、私ども(*1)がいつも傍らにいると知りなさい。 知恵を教えようと 私の口より流れ出る清らかな泉(*2)に浸し、私ども三位一体の神をより深く理解するよう 私どものうちに分け入らせた。 では、これほどの平静と、自由な霊を 誰が与え得たであろう、誰が サファイア(*3)であなたを覆い得たであろう? それに今 人びとから引き離して腕の中で憩わせているのは 誰か?
*1聖三位一体。 *2神のみ言葉。 *3サファイアとは、ここでは、徳を表しています。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P161
‘00
ほかにも数多ある宝のなかに 徳の小道という宝がある。 この徳の小道は 御父が敷いて下さるもの。それは サファイアを敷きつめた小道、天国への喜ばしい入城となる。 天国に そして我が王宮に入って行き あなたもその一人と見なされて 天使や聖人たちの間を行き来できるには、その心が 我が聖なる意思に向っていて 完全だと見なされなければならない。 この小道は 誰の手にも届くところにあり いのちへと続くこの小道に入って行くかどうかは あなたにかかっている。 私を選んで、徳の小道に入って来るなら、直ちにその顔は輝く、そしてあなたが三たび聖なる我が名をほめ称える中 私はこの小道の果てにいて 萎れることない薔薇の蕾の冠を被せようと待ちかまえる。