最良の子ら

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P18

 

 貴女は、最後の過ちが犯されるのを阻止するように、というわたしの熱望にそって祈り、献身し、苦しんだ。そして貴女はあることを考えており、実際に、『最後の過ち』は別の過ちだったにもかかわらず貴女はそれに成功した。わたしは、よりすぐれた霊魂たちに、この目的のために祈り、苦しむ多くの熱望を吹き込んだ。というのも、この危険に打ち勝つためには、たくさんの、たくさんの、たくさんの努力が必要だったからだ。また、最初の悪をより悪化させずに、このことを成し遂げるためには、未だに、たくさんの、たくさんの、たくさんの努力が必要なのだ。

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ/「手記」抜粋/天使館/P55

 

 さしあたりわたしは、最良の人々、死んではいないが、霊的な糧の欠乏によって骨と皮になっている人々にわたしの言葉の糧を与える。あなたたちが衰弱によって死ぬことを望まない。この糧は滋養に富むマンナであり、美味しいだけではなく、あなたたちに活力を与える。おお! わたしの愛、わたしの犠牲による子供たちよ! このマンナを食べて身を養いなさい。それにしてもなぜわたしは、多くの人々が飢え、救い主によって彼らのために準備された多くの食物が、飢えている人々の口に入っていない現状を見なければならないのか? 食べなさい。立ち上がりなさい。墓から出てきなさい。無気力から、現世の悪徳から抜け出し、認識に至りなさい。あなたたちのであるを『見分ける』ために来なさい。

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ/「手記」抜粋/P62

‘43年7月23日

 

 教会は草創期において、またその最良の子たちにおいて、迫害されもし超自然的な力によって養われもしてきたが、同様に、最後の時が到来するとき教会はその最良の子たちと共に、サタン的大波に対して、また反キリスト教会の最良の子たちとの戦いに対して存在し、生き残り、抵抗するだろう。それは苦痛に満ちた、公正な淘汰だ。

 多くの霊的な光が死滅する世界においては、キリストがから生まれたのと同じようにサタンから生まれた反キリストの短いが恐ろしい王国が、明白に創始されるのは当然だ。の息子キリストはによって純潔をもって生まれた。サタンの息子反キリストは、三重の不浄をもって憎しみから生まれた。

搾油場の挽き臼で潰されるオリーヴのように、キリストの子たちは貪欲なによって迫害され、絞り取られ、粉砕されるだろう。しかしは霊において腐敗することを許さないだろうから呑みこまれることはない。最初の子たちと同じように、最後の子たちも最後の迫害にさいして、麦の穂の束のように鎌で刈り取られ、大地は彼らの血を飲むだろう。だがへの忠実のうちに死ぬ人々は、その忍耐づよさによって永遠に幸いなる者となるだろう」。

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P66

‘43年8月2日

 

二十世紀の今も、単純な人々、子供たちはわたしについて来るし、わたしを信じるだろう。彼らが単純なのは、合理主義と不信と心の傲慢が手を付けていない赤子と同じ心の持ち主だからだ。いいや。わたしはわたしの教会に、信じる能力のある者を見出さないだろう。言い替えれば、わたしの司祭の大軍団の中に最高の処女性、すなわち『霊魂のそれ』を維持することを知ったいくばくかの霊魂を見出すだろう。