霊的視力
サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P175
蜜蜂は、花に飛んで行っては密を集めるが、こんな楽しい仕事に没頭している真最中に蜘蛛に刺されることが間々ある。毒針は麻痺を起こさせ、蜜蜂はいとも容易に蜘蛛の餌食と化す。同じように、サタンは邪悪な場所でばかりか、われわれが善い、有益な、楽しい仕事に励んでいるときにも攻撃してくるのである。祈りを常に心掛けていなければ、人はサタンに攻撃され、打ちのめされる危険がある。
サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P176
敵のあらゆる攻撃と危険から安全に守られるには、われわれはキリストとの交わりに生き、主と似たものになる必要がある。雪深き国では、大自然は鳥や獣に白い衣を着せ、周囲と同じ色にして、敵の攻撃から身を守らせている。環境が違えば、動物たちは違ったやり方で肌を覆う。カメレオンやカレイは瞬時にして色を変え、まわりと同一色になって敵を逃れる。もっとも、メクラウオになると色がみえないためにこのようなことができない。同じように、キリストを絶えずみつめ、また従うことによって主と似たものとなり、いつまでも安全に主とともに生き、敵の攻撃から守られるため、われわれは霊的視力をもつことがもっとも重要である。