燃料
1.トマス・ア・ケンピス
2.ジャン・マリ・ヴィアンネ
3.マリア・ワルトルタ
1.トマス・ア・ケンピス
トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/1・24・3
煉獄の火の燃料は、あなたの罪のほか何があろう?
いまあなたが自分を大事にして、肉に従えば従うほど、あなたはますます後日の苦しみをひどくし、煉獄の燃料をたくさんに積み上げるのである。
人は罪を犯したところに従ってきびしく罰せられる。
2.ジャン・マリ・ヴィアンネ
アルスの司祭P90
少年たち、もし君たちが、火刑を準備し、薪を積み重ねている人を見たら、君たちはその人に何をしているのか尋ねるでしょう。するとその人は次のように答えます。『私は自分を焼く火を準備しています』。この時君たちはどう考えますか。そしてもし君たちが、その人が木に火をつけ、身を投げ入れるのを見たのなら、君たちは何と言うでしょうか。罪を説明する時に、私たちはこのようにします。地獄へ私たちを送るのは神ではありません。私たちが自分の罪とともにそこへ歩んでゆくのです。
3.マリア・ワルトルタ
マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P171
あなたたちは、「神はいない。わたしたちが神なのだ」と言って彼の出現に挑む。あなたたちの呪われた舌とすでにサタンに売り渡されたあなたたちの霊魂には、地獄の炭が積まれわたしはわたしの激しい怒りでそれに火を点ける。