虫けら

 

 

詩篇22・7

 

わたしは虫けら、とても人とはいえない。

人間の屑、民の恥。

 

 

トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/3・3・6

 

私は主のもっとも哀れなしもべ、卑しい虫けらで、わたしが認めて口にし得るよりも、はるかにあさましく軽んずべき者でございます。

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・9巻P67

‘97・5・21

 

あなたのうちに このたのしみ(*)を我が心でいつも味わっていたい・・・・

    何のことか分かりませんでしたが、次にこう仰いました。

 

もちろんあなたの無邪気さを。 私と一緒の旅路はたのしいか?

 

私の王よ・・・荘厳と栄光を身に帯び、光と輝きに包まれた王が、虫けらを相手に、どうしてそう楽しんでおられるご様子なのか?

 

あなたのそのみじめさが 王の心を捕らえた。 そしてあなた、あなたは私のすべて あなたでないすべてに心うばわれた。

 

あなたは私のような名もない者のところに来られ、飢えた者をよいもので満たされました。一生涯讃美しつづけましょう。

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・9巻P152

‘98・6・7

 

言いようもないいたわりをもって 私の目を見入るその愛の眼差しは

二つの輝く星のよう、静けさを湛える空色の 透明な海。

私のような卑しい虫けらが、何をか言えましょう?

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P13

‘99・2・2

 

全善なる神、恩寵の甘美なる霊、人類のまこと愛深い恋人よ、

あなたは以前も今も 私の欠点をすべてご存じです、

私のいたらなさも罪深さも、

こうしたあらゆる「ぞっとする害虫」にもかかわらず

それでもなお慈悲深く 私に接近して下さるとは。

 

光輝く顕現よ、讃美と誉れを あなたに捧げ

みじめで恥ずべき私を

たえず哀れんで下さいますようにと お頼みいたします。 キリエ エレイソン。

 

ああ、ヴァッスーラ、ただ私からだけ いのちを引き出せると知り 自らのひ弱さとみじめさに思いを留めているときは、私はいつでも歓喜する。 自らを罪人と認め 私にすっかり明け渡してはじめて 私より恵みを引き出せると認めるなら、そのときあなたのうちに進み入り 我が意思を成し遂げよう。 我が聖霊の息吹の恵みによって変容したなら、私は真に 我が意向をあなたのうちに成し遂げる。

私、イエスは、あなたを祝福する、一つでいなさい。 Ic