木星の霊たち

 

 

 

木星の霊たちとそこに住む者たちについて

 

天界の秘義8242

 

 わたしはまた木星に住む者たちはいかような種類の顔を持っているかを示されたが、それはわたしがその人々自身を見たわけではなく、その霊たちがかってその地球上にいる間持っていた顔に似た顔をつけて見られたのである。しかしこれが示される以前に、かれらの天使たちの一人が輝いた雲の後に現れ、許しを与えたのであり、そのとき二つの顔が示されたのである。それはわたしたちの地球の人間のように、きれいであったが、しかしさらに美しく、誠実とつつましさとがそこから輝き出ていたのである。

 

 

 

天界の秘義8243

 木星の霊たちはわたしとともになると、わたしたちの地球に住んでいる者たちの顔がいつもより小さくわたしに見えたのであるが、その原因はその霊たちが自分自身の顔について抱いていた考えが、それはもっと大きいという考えがかれらから流れ入ったということであった。なぜならかれらはかれら自身の地球に人間として生きている間、自分たちの顔は死後さらに大きくなって、形もまるくなると信じており、こうした考えがかれらに刻みつけられているため、従ってそれは残っていて、かれらは霊になるとさらに大きな顔をもっているようにかれら自身には見えるからである。かれらが自分たちの顔はさらに大きくなると信じている理由は以下のごとくである、すなわち、かれらは顔により己が思いを語り、また示すために、かくて心は顔を通して、いわば、透明になっているため、顔が身体ではないと言っており、従って顔を心の形のように考えており、それでじぶんたちはこの世の生活の後にはさらに賢明になることを知っているため、その心の形、すなわち、その顔はもっと大きくなると信じているのである。

 

 

 

(続き、木星に住む者たちについて。)

霊界日記558

 

 彼らはそのテントを新しく作る方法については特に心を配っている。彼らは、そのテントが清潔であって、その中で自分たちが食事をすることが出来さえするなら、それを飾りはしない。彼らは着物を持たない。彼らは食物と住居に必要以上の富を得ようとは求めない。更にに、彼らの最大の関心は彼らが極めて優しく愛しているその小さな子供たちの教育である。