目撃証言

 

1.主

2.地獄

 

 

1.主

ルカ1・1−4

わたしたちの間で実現した事柄について、最初から目撃して御言葉のために働いた人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、順序正しく書いてあなたに献呈するのがよいと思いました。お受けになった教えが確実なものであることを、よく分かっていただきたいのであります。

 

 

 

ペトロ2・1・16

わたしたちの主イエス・キリストの力に満ちた来臨を知らせるのに、わたしたちは巧みな作り話を用いたわけではありません。わたしたちは、キリストの威光を目撃したのです。

 

ヨハネ1・1・1−4

初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。―― この命は現れました。御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。―― わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。わたしたちがこれらのことを書くのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるようになるためです。

 

 

ヨハネ19・35

それを目撃した者が証ししており、その証しは真実である。その者は、あなたがたにも信じさせるために、自分が真実を語っていることを知っている。

 

 

ヨハネ21・24−25

これらのことについて証しをし、それを書いたのは、この弟子である。わたしたちは、彼の証しが真実であることを知っている。イエスのなさったことは、このほかにも、まだたくさんある。わたしは思う。その一つ一つを書くならば、世界もその書かれた書物を収めきれないであろう。

 

 

使徒言行録1・3

イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。

 

 

使徒言行録4・19−20

しかし、ペトロとヨハネは答えた。「神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」

 

 

使徒言行録2・22

イスラエルの人たち、これから話すことを聞いてください。ナザレの人イエスこそ、神から遣わされた方です。神は、イエスを通してあなたがたの間で行われた奇跡と、不思議な業と、しるしとによって、そのことをあなたがたに証明なさいました。あなたがた自身が既に知っているとおりです。

 

 

使徒言行録2・25−28

ダビデは、イエスについてこう言っています。

『わたしは、いつも目の前に主を見ていた。

主がわたしの右におられるので、

わたしは決して動揺しない。だから、わたしの心は楽しみ、

舌は喜びたたえる。体も希望のうちに生きるであろう。

あなたは、わたしの魂を陰府に捨てておかず、

あなたの聖なる者を

朽ち果てるままにしておかれない。

あなたは、命に至る道をわたしに示し、

御前にいるわたしを喜びで満たしてくださる。』

 

 

使徒言行録26・24−26

パウロがこう弁明していると、フェストゥスは大声で言った。「パウロ、お前は頭がおかしい。学問のしすぎで、おかしくなったのだ。」 パウロは言った。「フェストゥス閣下、わたしは頭がおかしいわけではありません。真実で理にかなったことを話しているのです。王はこれらのことについてよくご存じですので、はっきりと申し上げます。このことは、どこかの片隅で起こったのではありません。ですから、一つとしてご存じないものはないと、確信しております。

 

 

天界の秘義68

わたしは多くの者がたれ一人その身体の内に生きている限り、霊と天使とは到底語ることはできないと言ったり、またそれは凡て空想であると言ったり、他の者はわたしが人から信じてもらいたいためにこうした事柄を述べるのであると言ったり、また他の者は反対意見を言ったりすることを充分に知っているのである。しかしわたしはこうした凡てによっても妨げられはしない、なぜならわたしは見たのであり、聞いたのであり、感じもしたからである。

 

 

2.地獄

 

トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/3・14・1

 

かつてその所行(したこと)が称賛にあたいするように思われた人々も、ドン底まで落ちてしまいました。またかつて天使のパンを食した人々が、豚の飼料(かいば)を喜んで喰(く)うのを私は見たのであります。