身内の一人が この暗やみの中を歩んでいて 絶えず深い眠りの中にいるのを見て

 多くのあなた方が 苦しんでいるのを知っている! 

 

わたしに奉献された家族

 

 

 

1.ヴァッスーラ

2.ヨゼファ・メネンデス

3.マリア・ワルトルタ

 

 

 

 

1.ヴァッスーラ

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P95

 

‘88・12・28 グループにたいするメッセージ。

 

♡ 私は主。 我が花たちよ、平和であるように。 あなた方の主 私は平和であるから。 我が愛する被造物よ どれほど愛しているか! あなた方は 私にとって尊い。 花と名づけたあなた方よ、成長しなさい、我が神聖な光のもとで成長し、まだ我が光を見ていない 兄弟たちのために、祈りなさい ♡ 彼らの改心のために祈りなさい。 花たちよ! あなた方に水を与えるつもりだ、そう! 小川は川となり 川は平和と愛の大海へと ひろがって行く。 我が光を 遠くいたるところに放ち 「預言のように 教えを注ぎ出し 世々代々に これを残し伝えよう(*)」と言ってきた。

 

 *シラ書24・33

 

私はあなたの慰め主 あなたを最も愛する者。 花よ、あなたは暗やみの時代に 生きており、この暗やみは苦しみ 災難と荒廃しかもたらさないでいる。 この時代には、多くの人が 聖なるものにたいする感覚を失い 勝手に暮らし、善と悪を区別できないと 書かれてある。 花たちよ、霊魂が物質で自らを満たし世の与えるものに しがみつくなら、この時、闇を自らの中に招き入れてしまう、そして神聖なものにたいしては 場が失われ、私の霊が その中で育つ場もなくなり、真理の場も、我が光が射す場もなくなる ♡ 霊魂は暗やみの中で暮らす。 この若い世代の殆どが 霊性を欠き みことばに耳を傾け 私を神と認めるのを拒むのは そのためだ。 聖なる真理を手放し 物質的なものを 追い求めているため、退廃させる情熱を 追ってしまう。 我が花たちよ、身内の一人が この暗やみの中を歩んでいて 絶えず深い眠りの中にいるのを見て 多くのあなた方が 苦しんでいるのを知っている! しかしあなた方に言う、私、主は、彼らの戸口に立ち、振り向いてくれるまで、いつまでも外で 戸を叩いている。 叩くのをやめてしまうことも、見放すことも決してない! 永遠の愛をもって あなた方を皆愛しているこの愛が あまりにも誤解されている! 負うているすべての問題を持って 来なさい、私に捧げて 休みなさい、来て 寄りかかりなさい、私は慰め主 あなたを慰め 平安を与える。 あなたのやさしい 救い主のもとに来なさい、傷を癒そう。 私に呼びかけ 祈ることに 疲れてしまわないように、いつもともにいる。 あなた方を愛し一人ひとりを祝福し、家族全員を祝福する ♡

 

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・8巻P242

‘96・11・28 True Life In God の十一周年記念日に

 

我が聖心のうちには 豊かさと栄誉、永らえる富と誠実を見いだせる。 私の宝は 徳の道を歩ませよう。我が心のうちなるものを見る目は、そしてそれを得る者は 幸せ、いのちを得 御父のご好意を得て、私どもは彼の傍らに立つであろう、そしてこの人を日ごとに悦ばせ、家族にも皆 次から次へと恵みを降り注ぐ。

 

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・8巻P248

 

そしてもう一人の我が聖心の使徒にも伝えたように、あなたにも言っておく:「これほどにまで愛されていないこの心を 愛してほしい、我が聖心への信心を生き返らせて こう述べ伝えなさい(**) この信心を生きる人は誰であろうと、自分たちだけでなく家族全員の上に 成聖の恵みを得よう。」 そしてあなたは、まこと愛する者よ、私と一つであるように。 ♡ ic

 

*人びとに。

 

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・9巻P15

‘97・1・7

 

御父よりこの賜を授かったあなたは幸い、それを通してあなたも 家族全員も自由の身にした。多くの人びとが自由の身となった・・・・今度はあなたのうちに憩わせてほしい、そしてあなたは、さあ、愛する者よ、私のうちに憩いなさい。 何ごとも害をおよぼさず、あなたの平安と歓びを取り去るものがないように。 私が「あなたの」と言うのは、恵みとして我が平安と 歓びも与えたがゆえ。 それらを保ち、尊び 擁護しなさい。 さあ、私とあなたで 我が家を回復しつづける。 賢明でいるように。 あなたを護ろう。 「私たち」? あなたを決して離れたことはない。 神−が−共に−おり、祝福を与える。

 

 

 

 

2.ヨゼファ・メネンデス

 

ヨゼファ・メネンデス/愛の招き/P437

 

「イエズス様がこのみ言葉を仰せになったので、心にかかっている霊魂のことをお話しすると、み主はお答えになって、“ほんとに、ただ祈るのだ。沢山、倦まず、たゆまず、うるさいと思われるほど、怖れずに願うのだ。祈りはすべての戸を開く鍵なのだ。ヨゼファ、熱愛の日だ、救霊のために熱心になる日だ。霊魂! 霊魂!”」

 

 

 

 

3.マリア・ワルトルタ

 

マリア・ヴァルトルタ『私に啓示された福音』122.13

 

 帰途につく者は急ぎ立ち去る。居残る者は第三の大部屋に入り、持参したパンを食べるか、弟子たちが神の名において配るパンを食べる。粗末な二脚台の上には板と麦藁が置かれ、巡礼者たちはそこで眠ることができる。

 身をベールで覆った女は、急ぎ足で立ち去る。初めから泣きっぱなしで、イエズスが話している間中泣いていたもう一人の女は、どうすべきかためらっている様子だったが、意を決したらしく立ち去る。

 

 イエズスは食事のために台所に入る。しかし食べ始めた途端に扉を叩く音がする。

 扉の一番近くにいたアンデレが中庭に出て行く。話し、そして入って来る。「先生、あの泣き虫の女があなたに話したいことがあるようです。行かねばならないが、あなたにお話ししなければならない、と言っています」。

「そんなやり方をしていたら、先生はいつ、どのように食事を召し上がるのか?」と、ペトロが声を上げる。

「もっと遅く来るようにと、あなたは言うべきでした」と、フィリポが言う。

「静に。後で食べます。あなたたちは続けてください」。

イエズスは出る。女は外に立っている。

 

先生・・・一言・・・あなたはおっしゃいました・・・おお! 家の裏手までおいでください! わたしの悲しみを申し上げるのはつらいことです!」。

 イエズスは一言も言わず女を安心させる。家の裏手に来た時、初めて尋ねる。「わたしに何を望みますか?」。

先生・・・わたしが最初にあなたのお話しを聞いたのは、以前わたしたちの只中で話された時と、その後、説教をなさった時でした。あなたはまるでわたしのために語っておられるように思われました。あなたは、肉体の、あるいは心のどんな病気にもサタンがいる、とおっしゃいました・・・わたしには、心を病む一人の息子がおります。両親について語っておられた時、息子がそれを聞いていたら! わたしの悩みの種です。悪い仲間たちに誑(たぶら)かされて人の道を外れ、そして・・・ほんとうにあなたがおっしゃったように、・・・泥棒・・・今は家におりますが・・・喧嘩っ早くって・・・横暴で・・・若いものですから肉体と暴飲暴食で身を持ちくずしています。夫は家から追い出したいらしいのです。わたしは・・・わたしは母です・・・死ぬほど苦しんでいます。ごらんください、こんなに息切れを起こしているわたしの胸を? この深い悲しみでわたしの心臓は引裂かれそうです。昨日からお話ししたかったのです、なぜなら・・・あなたに、わたしのに希望しています。なのに何一つ申し上げることができませんでした。『わたしには残酷な息子がいます』と言うことは、一人の母親としては耐え難い苦しみです!」。イエズスの前で女は泣き、背を丸めて、悲嘆にくれる。