天界の秘義9

 

 第三の状態は悔改めの状態であり、その中では人間はその内なる人から敬虔に信仰的に語り、仁慈の業のような善を生み出すが、しかしそれはその人間自身から発しているとその人間が考えているため、それは生きていないものである。こうした善は『柔かい草』または『種子を生む草』と呼ばれ、後には『果を結ぶ木』と呼ばれている。

 

 

 

天界の秘義6767〔2〕

 

『草』は真の記憶知であることは、『草』を記している聖言の記事から明白であり、『畠』は教会に属しているものであることについては、2971、3310、3766番を、『獣』は善の情愛であり、かくて善であることについては45、46、(中略)、『鳥』は真理の情愛であることについては、5149番を参照されたい