ルイザ・ピッカレータ/被造界の中の神の王国/4巻P129

 

 炎の栄養物は木材です。その木が炎に変化することが確かであるためには、必要以上に煙を出してはいけません。このように私たちの行動すべての初めと終わりも、神への愛の炎でなくてはなりません。この愛に栄養を与えるものは、十字架と犠牲です。木と炎の真中に上がる煙りは、たびたびその頭をのぞかせる情熱や悪癖への傾きによるものです。私たちの中ですべてが炎に消耗されるしるしとは、私たちの情熱が消えて神に関係のない事柄には、心の傾きを感じないということです。こうすることによって、なんの障害を感じることもなく、私たちは神のうちに住むために場所を移ることができ、この地上にもおいても、前もって天国を楽しむお恵みを獲得するでしょう。