神の傑作
1.グリニョン・ド・モンフォール
2.マリア・ワルトルタ
3.アグレダのマリア
4.処女にもまさって美しい物は何一つ無い
1.グリニョン・ド・モンフォール
グリニョン・ド・モンフォール/聖母マリアへのまことの信心/山下訳/5
マリアは、芸術作品でいえば、神の傑作です。神だけが、マリアを知り、マリアを独占しておいでになるのです。マリアは、神の御子の感嘆すべき母です。神の御子は御母マリアのけんそんを、ますます、助成するため、生涯にわたって彼女を低くし、かくすことを喜ばれたのです。彼女を実名ではなく“女の方”という、まるで赤の他人みたいな呼び方で、あしらわれました。にもかかわらず、心の中では、すべての天使、すべての人にもまして、マリアを尊敬し、マリアを愛しておいでになるのです。マリアは、聖霊の『閉じた園』(雅歌4・12)です。マリアは、聖霊のいとも忠実な妻です。聖霊だけが、この閉じた園に、はいることがおできになるのです。マリアは、聖なる三位一体が、お住まいになる聖所です。
2.マリア・ワルトルタ
聖母マリアの詩上P57
しかし、マリアは、神の喜びのために新たに創られたエバ、清さ、そのものだけでなく“スーパー・エバ”で、いとも高き神の傑作、聖寵に満ちあふれる者、みことばの母となるべき者であった。
3.アグレダのマリア
アグレダのマリア/神の都市/P
聖母はセラフィムや他の天使たちと交互に歌のやりとりを二時間にわたりなさいました。天使たちは霊として、本性も超自然の賜物において大変微妙、賢く、優秀ですが、聖母の方がもっと上です。両者を比較すると、侍従と国王の違い、又は生徒と先生の差があります。
アグレダのマリア/神の都市/P348
即座に御母は、御子なる真の神の右横に挙げられ、聖三位の玉座をお占めになります。人間も天使もセラフィムでさえもこの最も高い特権を得られません。御母は聖三位一体の神と玉座を共有され、皇后としての地位を保ちます。御母は聖人、天使の誰よりももっと深く永遠の神と神の属性を理解され、神秘や最奥の秘密をもっとお喜びになります。
霊界日記6110(19)
美しい天的な、また霊的な女は美そのもの、または美と善との形である。主から、宇宙における創造された業のことごとくについては、処女にもまさって美しい物は何一つ無いことが明らかとなっている。