神は女に向かって言われた。

「お前のはらみの苦しみを大きなものにする」(創世記3・16)

 

 

創世記3・16

神は女に向かって言われた。

「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。

お前は、苦しんで子を産む。

お前は男を求め

彼はお前を支配する。」

 

天界の秘義261

16節「またかれは女に言われた、わたしはおまえの悲しみとおまえの妊娠を大いに増そう、おまえは悲しみの中に息子を産み、おまえの男に従い、かれはおまえを治めるであろう」。『女』により今は教会が、その愛した固有性[自分自身のもの]から意味され、『大いにその悲しみを増すこと』により争闘とそこから生まれる心労とが意味され、『妊娠』により、凡ゆる思考が意味され、『悲しんで生む息子』により教会がかくして生み出す真理が意味され、『男』によりここでも、前のように、教会が服従し、また教会を支配する合理的なものが意味されている。