牡蠣

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P147

‘00・1・20

 

「この霊魂は花嫁(*)に忠実であったゆえ、地上で送ったその人生に基いて、天国で花嫁への贈物を受けるにふさわしい。 私の送ったあらゆる試練は 嵐に巻き込まれた船のように彼女を揺さぶったが、この霊魂は、岩に張りついた牡蠣のようにぴたりと張りついて 私につながっていた。 こうして花嫁(*)と 花婿(*1)なる、私に、結ばれていたため 彼女は私の神性を分かち合った。 私の霊との一致は彼女を結晶させて 神のごとくに変容させた(*2)。 そして太陽のように、彼女は 自らの発する輝きに包まれた、私をうちに所有して。神となった息子 娘たちの ここ天国での栄光も今は彼女のもの。 これこそが花婿自身より受け取るであろう贈物。 花婿こそが その贈物・・・来なさい、来て天国の そして神自らの歓びを 永久にいつまでも分かち合うがよい!」

 

 *教会、と同時にキリストの花嫁として。  *1イエス・キリスト。  *2主に与って神となり。