人生におけるすべてのものには、的確な深い意味がある
1.聖母から司祭へ
2.マリア・ワルトルタ
3.再生した者(即ち、隣人を愛し、更に主を愛している者)がその過去の生活を反省する時、彼は彼がその思考の多くの事柄とその情愛の多くの事柄により導かれて来たことを知るであろう
4.サンダー・シング
1.聖母から司祭へ
聖母から司祭へ1973.12.19
私の運動の司祭たち皆が、この偉大な仕事に準備されるため、どのような心遣いをこめて前以って私に選ばれ、教育され、形づくられたかを知ったならば・・・!
最も取るに足りぬものであっても、彼らの人生におけるすべてのものには、的確な深い意味があります。そのため、めいめい、その存在の、茫然とするほどすばらしい本を、私と共に読む習慣をつければよいと思います。
彼らに心の上智の賜を与えましょう。そうすれば自分に関するすべてのことに、どのような意味があるかを私と共に理解するでしょう。
不可解だったたくさんのことの理由、苦しみの意味、見捨てられたことのわけ、倒れてしまったことの意味がみなわかるでしょう。ああ、私が特別に愛しているこの子供たちは、その人生において、どれほどの暗黒と煩悶の時を経験しなければならなかったことでしょう。
でも、それは彼らにとって必要で実り豊かな時期でした。それは、私が彼らをいっそうわがものとするためであり、あらゆるもの、すなわち自分のものの見方、感じ方、いろいろのもの、良い結果、良い活動、成功などに、たやすく執着することから離脱させるためでもあり、また、私だけのものとなり、私のためにのみ生き、ただ私の望みだけを行うことを学ばせるためでもありました。
自分は何もよいことはできない、たいした者ではないという印象を受けさせたかったのです。それで心の謙遜と幼子の精神という大きな贈物を彼らに与えました。私以外には何の支えも信頼できるものもなく、ただ私だけのものであるということを感じさせたかったからです。
嘲笑され、踏みつけられた、私のこの可哀想な子供たちによって、私は大きな計画を実現するでしょう。
2.マリア・ワルトルタ
マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/2卷P561/132・2
イスラエル史上のあらゆる言葉は、選民のものとして霊的な意味を含むものであるから、この物語を考察し、適用しましょう。人生は常に教えです。イスラエルの人生は、地上での日々のためのみならず、永遠の日々を征服するための教えです。
3.再生した者(即ち、隣人を愛し、更に主を愛している者)がその過去の生活を反省する時、彼は彼がその思考の多くの事柄とその情愛の多くの事柄により導かれて来たことを知るであろう
天界の秘義4364[2]
再生した者(即ち、隣人を愛し、更に主を愛している者)がその過去の生活を反省する時、彼は彼がその思考の多くの事柄とその情愛の多くの事柄により導かれて来たことを知るであろう。
4.サンダー・シング
徳間書店/林陽訳/サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P88
夫の打ちひしがれた声をきいた愛妻は、駆け寄って夫の涙をぬぐい、励ました。「あなた、どうかお泣きにならないで。心配なさらないでくださいまし。神様だけを信じるのです。神様は何事もわたしたちのためを思ってしてくださっているのです。これから何が起ころうと、すべてはわたしたちの良かれと思ってなし給うのですから。どうか落胆せず、男らしく」
サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P79
人と被造物全体は虚無に従っているとはいえ、永遠にそうなのではない。人は従順なる気持ちを失いこの災いだらけの儚き状態に全被造物を巻き込んだが、このような霊的戦いの場においてしか人の霊的力は完全に開発され得ないのである。この戦いにおいてしか、人は完成に必要とされるレッスンを学びとることはできないのだ。そこで、天の完全さの状態についに辿り着いた暁には、人は現世の苦しみと戦いについて神に感謝することだろう。神を愛する者たちのために何もかもがうまく働いてくれていたことが、そのときにはっきりわかるからである。