不信仰
シルワンの手記/P78
不信仰はいつも高慢からくる。高慢な人は自分の理性で、すべてを理解しようとするが、神は謙虚な人にのみご自分を示し、ご自分のすべてのわざを見せてくださる。神のみ旨に一切をゆだねる人はいつも静かで、平安に満たされ、主がお守くださり、お恵みによって生かされているということを、聖書によっても自分の体験によっても知っている。
マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P174
賢明な人々はサタンの罠を、その無数の罠を察知するだろう。真の知恵の持ち主は照らされており、恩寵に忠実であることによって、純白になり、火によって試され、天に選ばれるにふさわしい者となるからだ。不信心者たちは悪に従い、善を理解することが出来ないから悪をなし、彼らの自発的な意志によって、自分たちの心を悪で満たすからだ。