不従順

 

 

1.ヴァッスーラ

2.サンダー・シング

 

 

 

1.ヴァッスーラ

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P149

‘89・3・29

コーテテル(JU)(スイスの北)の集会に際して与えられたメッセージ

 

 ♡ 私、あなたの聖なる者は、苦しみを負い からだは この暗やみの世の 不従順、不潔と罪によって 引き裂かれている! ああ 被造物よ! 我が苦しみの叫びは、天使たちが打ちふるえて ひれ伏し、天全体を揺れ動かす。 私の声はまだ 届いていないか、我が娘息子たちよ? 天からの我が叫びに対し あなた方の聞こえない耳に 悪魔たちでさえ 唖然としている・・・血の涙に 目は溢れ、夜昼と、何時間も、あなたを待ち続けている、我が霊を 永遠に拒むのか? 憩う牧場が一つもなく、走って行って生き返らせてくれる泉も 一つとない、この荒れ果てた荒野に 我が声はこだまする。 私はいにしえの牧場に 天の玉座から降って来たが そこは粗末にされ 不毛と化していた、愛を込め 手ずから植えた花は、一つまた一つと 枯れていき、花床は荒れ果て 干からびている、泉はもう空の、ほこりっぽい、暗い穴に過ぎず、毒蛇の巣となった ♡ 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P18

‘89・10・10

 

今日我が家が荒廃し 無神論が多くの心を支配している(***)とすれば それはあなた方の世代が心に私の場所をつくるのを拒んでいるからです、来てみると 愛も、信仰も希望(のぞみ)もなかった、我が家は荒廃し、合理主義、不従順と虚栄によって瓦礫と化し、我が聖所の中に入り込んだ大棄教のために、かつての栄光に輝く牧場は今や不毛の地である。 従順が見当たらない、再臨の時まで仔羊たちの道を案内するように 私は羊飼いの杖をすっかりペトロに任せてある、しかし彼らは邪悪で 私のではなく自分たちの利益のために 羊飼いの杖を半分に折り、次に砕いてしまった・・・兄弟の絆は断たれ、忠誠は粉砕し、愛、平和と一致の泉、かつての泉の傍には、私の群れが山となって死にたえている、私はペトロに背を向けるこの羊飼いたちには頭を下げて自身の誤りを認めるようにとだけ求める、彼らに備えられた安息の場に辿りついてもらいたい、次々と星のように落ちてほしくない。今日霊の語っていることに彼らが耳を傾けさえするなら、棄教も受けている傷も思い出させはしない ♡ この司祭たちのために祈りなさい、彼らを熱く愛おしんでいるが 今日私に与えている悲しみも大きい、彼らが屈んで 互いの足を謙遜と愛をもって洗い合うように ♡

 

 

 

 

2.サンダー・シング

 

 

サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P163

 

スイスでのことだが、ある羊飼いが一頭の羊の脚を折った。なぜそのようなことをするのかとの問いに、他の羊たちを迷わせて危険な断崖絶壁に連れていく癖があるから、と羊飼いは答えた。羊は非常に怒って、この羊飼いが餌をやりにくる度に、彼の手を嚙もうとした。だが、しばらくすると、羊飼いと仲直りし、手をなめるようになった。同じように、悲しみや苦しみを通して神は不従順な者たちを安全な道に導き入れ、永生へと招いてくださる。