羊飼いの杖を折る
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P18
‘89・10・10
今日我が家が荒廃し 無神論が多くの心を支配している(***)とすれば それはあなた方の世代が心に私の場所をつくるのを拒んでいるからです、来てみると 愛も、信仰も希望(のぞみ)もなかった、我が家は荒廃し、合理主義、不従順と虚栄によって瓦礫と化し、我が聖所の中に入り込んだ大棄教のために、かつての栄光に輝く牧場は今や不毛の地である。 従順が見当たらない、再臨の時まで仔羊たちの道を案内するように 私は羊飼いの杖をすっかりペトロに任せてある、しかし彼らは邪悪で 私のではなく自分たちの利益のために 羊飼いの杖を半分に折り、次に砕いてしまった・・・兄弟の絆は断たれ、忠誠は粉砕し、愛、平和と一致の泉、かつての泉の傍には、私の群れが山となって死にたえている、私はペトロに背を向けるこの羊飼いたちには頭を下げて自身の誤りを認めるようにとだけ求める、彼らに備えられた安息の場に辿りついてもらいたい、次々と星のように落ちてほしくない。今日霊の語っていることに彼らが耳を傾けさえするなら、棄教も受けている傷も思い出させはしない ♡ この司祭たちのために祈りなさい、彼らを熱く愛おしんでいるが 今日私に与えている悲しみも大きい、彼らが屈んで 互いの足を謙遜と愛をもって洗い合うように ♡
私、主イエス・キリストは、あなた方の額に 重ねて愛の溜息を吹きかけ 熱い思いを込めて一人ひとりを祝福する 聖三位が唯一 同じであるように、あなた方も一致し 我が聖なる名のもとに一つとなるように。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/5巻P6
‘90・10・20
私の名のもとに我が民を一つにまとめ 唯一の祭壇を囲んでミサ聖祭を捧げるようにできよう。 彼らの羊飼いの杖は、まず二分され その後こなごなに折られてしまったこの杖を あなたは繕うことができる。 人の目には不可能と見えるこの一致も、私にとっては、すべてが可能です。 そこで 兄弟たちのために祈り償いなさい。 贖いの霊魂がほしい、悪には愛をもって返し、悪に報いて自らを犠牲とする寛大な霊魂たちがほしい、そこであなたの意志を献げなさい 平和と愛の道具として用いよう。 和解と一致の道具としよう ♡
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/5巻P90
‘91・3・12
しかし我が霊魂は上から 聖所の中心でかつてないほどの不従順を見て あなた方には理解しがたいほどに嘆いている。 我がからだは血を流し 心は一つの大きな傷となってしまった。 完全な姿で授けた羊飼いの杖は、今やこのごなになっている。 しかし私は 残していった羊飼いの杖を一本に戻すために 間もなく訪れよう。