偏愛
1.ヴァッスーラ
2.マリア・ワルトルタ
1.ヴァッスーラ
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P16
‘87・10・22
ああ 娘よ! 我が魂に祝福され、我が心に祝福された者よ、私の中からも 苦しみが吹き出している ♡ しかしヴァッスーラ 人類の中にとどまり その中に溶け込むようにとあなたを創造した ♡ 言い尽くせないほど愛している 溺愛が過ぎて愚かさに至るほどに ♡♡ ヴァッスーラ、言いようもなくみじめな者よ、自らを生けにえとし 愛する者よ 神を忘れた人びとの間に身をおいて、我が網となりなさい ♡ 捕えた物で 聖なる御父を喜ばせ、霊魂たちを我がもとに引き寄せて、このたびは喜びで私の心を満たすように ♡♡♡ 涙はとっておくがよい 我が母に対して言われている不名誉な言葉を あなたの耳で聞くまで、その時は涙が枯れてしまうほどであろうから!
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P61
‘88・10・25
私です ♡ 娘よ! 歓びなさい! あなたの理解をはるかに越える愛をもって 永遠の昔から 愛してきた! 偏愛をもって。 あなたを創造したのは あなたの愛で我が霊を悦ばせ 我が心を満たすため、あなたの涙によって我が怒りをなだめ 傷を和らげるため。 あなたを創造したのは 疲れた時の 憩い 忘れられた時の 話し相手として。 夢中であなたを愛している! 愛する者よ、 我が聖心の望みを知ってもらい、我が持てるすべてを分かち合うために あなたを選んだ。 我が光の子となりなさい。 私はあなたを最も愛する者 最も祝福する者。 私があなたに抱く嫉妬深い愛は その小さな心を燃え上がらせ 光の松明とし、ほかの心をも私を愛するように 燃え立たせるであろう。 私の愛が点る 祭壇となり、この炎を広げ 石の心をも生き生きとさせて 私の熱心な弟子にさせなさい。 肌の色や教義で区別しないように、あなた方は皆 私の似姿につくられ 私の十字架は 全てのくに民のために捧げられた。 我が聖なる名のもとに 一つとなりなさい。 被造物よ 私は 夢中で愛している! 生き返りなさい 被造物! あなた方のさ中に 私が現存すると信じて、皆を癒すことができるよう あなた方の心に入らせてほしい。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P65
‘89・12・13
愛された者よ 私をいとおしみなさい、覚えておくように ヴァッスーラ、多くの人にまさってあなたに好意を示したのです。 与えているこの恩恵は偉大な恵みです: あなたの神 私のうちに無となるという。 我が小さな種子よ、あなたに功徳はない、それでいて私のもとに引き上げ 私のうちにいるようにという熱意のあまり、あなたを大目に見て、罪さえも見過ごし 赦している、これで私の熱烈な愛が分かったであろう? 小さな者として留まり、たえず私に声をかけ、絶え間なく渇いているように、疲れたら私に依りかかっていなさい、私のうちに留まっているように そうしてほしいからです ♡ 愛があなたを愛している
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P109
‘90・1・31
立てた誓いを果したいのです、我が主よ。感謝の献げ物がお返しできますよう ほんとうに努力しましょう。あなたを尊ぶような、ふさわしい言葉を口にさせて下さい。私を甘やかし、生ける人びとの光の中で、み前を歩ませて下さいますあなたを、わが神よ、祝福します。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P117
‘90・2・20
今日もまた、悲しみの奥義を祈っている間に、主のご受難を一部経験しました。ゲッセマネの園と磔刑を部分的に経験したのです。
子よ 我が傷の中にさらに深く入って来なさい、我が心の鼓動に 聴き入ってほしい・・・私の受難に今や与ってもらいたいほど あなたにたいする愛は愚かさを深めた、あなたを愛するように 私を愛しなさい。我が受難は毎日くり返されている。
ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・7巻P131
‘94・6・24
罪を告白するのを恥とは思わないように、私は赦すのを喜びとしている。 あなたに無限の愛をいだくがゆえ その弱さに対しては 甘いことを示そう。
2.マリア・ワルトルタ
マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P46
だが、わたしは休息を知らなかったし、今も知らない。なぜなら悪はけっして休むことをしないし、敵のしわざを出来るだけ無効にするために、善は常に活動していなければならないからだ。わたしたちが休息するのは時が成り終わるときだ。今は倦むことなく、絶え間なく行動しなければならない。神の取り入れのために、ゆるむことなく粉骨砕身しなければならない。どうか、わたしとの持続的な触れあいがあなたたちを聖化し、わたしの教えが絶えずあなたたちを強め、わたしの寵愛が、あらゆる障害に反対してあなたたちを忠実な者にするように。
マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P152
わたしも、語り終えるやいなやもう貴女に言うべき別の事を感じる。昼も夜も休む間もなく貴女と語りたいし、貴女の全部をわたしのものにしたいし、あなたがそのすべてをわたしに捧げてくれたらと願う。わたしがどんなに貴女を愛しているかを貴女が知ったら!