背教

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P17

‘99・2・5

 

注意深く聴いて書くように:

今日に至るまで 我が慈悲の呼びかけはそれほど注目されていない(*)、そして我が警告も 顧みられてはいない。 私の教え子よ、我が再臨は差し迫っている、この世に我が言葉を宣言し、私の聖なる名によって話すようにと あなたを遣わした しかし多くはいまだに聞こうとしない。

 

私の勝利は間近に迫り サタンの時が終わろうとしている。 背教に縛られて、これほど多くがサタンの虜となっているのは そのため。 欺瞞に縛られて。 時代よ! これまでに多くの背教はあったが これ以上の背教はかつて目にしたことがない 今日この悪に染まった時代は 我が慈悲の呼びかけに耳を傾けるのを拒み 自分たちの頑なな心の命じるままに行いつづけては、肩をすぼめてこう言う、我が娘よ、「自分たちのしたいようにするほうがいい・・・」と・・・そして悪に甘んじている・・・・彼らは生ける水の泉を見捨てたがゆえ 背教のさ中に死のう。

 

御父はこの上なく気を損ねておられる。 地上はあとどれほど分離し引き裂かれているのか? 我が教会はいつまで分裂し反逆しているのか(*1)? 御父の霊は 私に仕える者たちの多くに絶え間なく冒涜され ばかにされている。 この世代にはまだ 天が騒然とするのが聞こえてこないのか? あなた方はまだ 至高なる天で聖人たちが嘆くのを聞いていないのか?

 

ああ、ヴァッスーラ この霊魂たち(*2)が 自らの忌まわしい行為をたのしむのを見て、天がどうして復讐を求めずにいよう? 私は目に涙して付け加える、我が教会の高位聖職者たちの多くは 人が高く評価するものにより多くの信頼を寄せ、これらのものが私の目には忌まわしいことを忘れている。

 

 *期待されたほどには。  *1同時に和解せず 平和を打ち立てず と聞こえました。  *2霊魂たち、つまり背教した世代。

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P123

 

英知によって建てられ、尊い聖血で買い取られた家があった。 突然 サタンが復讐に立ち上がって それを壊そうとした。「この破壊のわざを行うために誰を送ろうか? もちろん、野獣とその手下を送って 破壊し 分裂させ、聖なるものを瀆(けが)して取り壊そう・・・」

 

災禍が訪れたとき、私が救い出しに来た、しかし教会の高官たちは、誰も まじめに、聞こうとはしなかった。「それは単なる 個人的啓示にすぎない、耳をかさなくともよい。」彼らはこう言った。

 

私の声を隠すのは 大罪。 私をとことん篩(ふる)いにかけて こと細かく調べるのは 私の眼差しには 忌むべき罪。 あなたの猜疑心は いつの日かこう言うだろう、「しかしごらん下さい、私たちは知りませんでした。」実に 私の慈悲に あなたは背いた。我が慈悲に背いただけでなく、その懐疑によって、悪の力に地歩を与え 我が独り子が自らの尊い聖血で 買い取った家を荒廃させた。 そして何と!その猜疑心を正当化するために 我が言葉を何と巧みにあやつることか!

 

私の玉座を あなた方は奪ったことに気づかないのか? 人類全体の敵になろうとしているのが分かっているのか? 我が預言者たちを通して与えている言葉の価値を阻害し 減じているあなた方は 預言者たちが私の意思を我が民に宣言し 我が独り子の家を一つに集めて 一致させる障害となっているではないか?

 

「ヴィジョンがなければ 民は堕落する。 教えを守る人びとは 幸い。」(*)

 

*箴言の書29・18。「ヴィジョン」とは恐らく預言の賜、「教え」とは預言者たちの教え、あるいは掟のことでしょう・・・

 

  あなたにこう呼ばわった方のために 祈っています:

  「太陽のもとに費やした

 あらゆる努力に絶望し果てた・・・」

 

では こう彼に言う、「あなたの労苦は 無駄とはならない。 重い罪であるこの分裂を 私は喜んでいない、だが一致の実現は手が届かなくはない。」 たくさんの歪んだ言葉が 多くの心から発せられよう、しかしその間 私も呼びかけているではないか? 気落ちしたときは、私のほうを向きなさい・・・

 

「私の僕たちは み言葉をもって形造られる」と我が霊は ダビデに語った。 そして彼らの話と口にする言葉によって あなたは彼らを見分けよう。 この時代は やせ衰えている、そこで これほどの背教に私が介入しないでいられようか? 略奪者が 聖書を好き勝手にして、私どものぶどう畑を荒廃させている それはあなたも知っていよう。 わたしは介入しないでいられようか? 見よ! 我がアベルたちは 沙漠で嘆き悲しんでいる。 どの預言者をも迫害する、エルサレムの、頑な心に 我が独り子が激しく泣いたように 我が平和の使者たちも あなた方の頑な心に 激しく泣いている・・・

 

  いつまでですか、主よ?

 

彼らがこう叫ぶようになるまで:

「主の名によって来られる者に 祝福があるように!」と(*)

 

 *マタイ福音書23・39