分派

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P223

‘88・5・16

 

羊飼いを持たない羊の群れを見たり聞いたりしたことがあるか? 私は天の羊飼い そして戻るまで仔羊たちを護るようにペトロを選び、その責任を与えて、ではなぜこのように議論するか、空しい論争を? 我が言葉を未だ知らないすべての人たちは、それについて聖書で読むように、私の弟子ヨハネの福音書の中にある(**)、 ♡ それから我が教会を一致させ 一つの群れとなるよう 腕の中に包み込む、今日はこのように散らされ あまりに多くの共同体、分裂したセクトを作り出している、私の身体はあなた方に引き裂かれているが こうあってはならない(***)(This CANNOT BE!)皆を一致させる ♡

 

 

**21・15−17

 ***イエスはここでは断固としておられました。

 

 

イエスはローマ・カトリック、東方教会とプロテスタントを一致させるおつもりです、けれどそのほかに他のグループ、セクトさえもと仰っています。主はペトロのもとに私たちを呼び寄せられるか、ペトロが私たちのところに来て下さるでしょう。

 

 

そうなったらペトロとともに働き、我が隠された領域を顕し、神秘の多くを彼に示して 我が子たちに教えられるようにする この教えをもとにあなた方は新しい天と 新しい地を見るであろう ♡ 私 主は 我が聖所の壁を新たにする、ああ ヴァッスーラ! 修復が何と必要か! あなたを使わせてくれるように、

 

 

はい 主よ、どうぞ必要な力をお与えください アーメン

 

 

指をあなたの心に置かせなさい 我が祭壇が燃え立ったままであるように、全くの無に等しいながら 私 神は、あなたを愛している、あなたを遣わしたこの使命を、達成するに必要な力を与えよう、気を落さないで、忍耐を持ちなさい、まもなくあなたは我が家に帰って来る、私のもとに、私たちのところに(*)、平和を受け、教会が通るであろう刷新のために祈りなさい、私 主は、皆を愛している ♡ 「私たち」!

 

 

    聖マリアもご一緒で、十歳か十一歳の頃に受けた私の幻視が思い出されました。

 

 

はい、主よ、永遠に。

 

 

♡ 来なさい。

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻Pviii

 

ヴァッスーラ:そうですね、マリア様からの強い一致の呼びかけがあります。そのメッセージをお読みする前に、一般的な「一致」の解釈には同意できないと申し上げたいのです。ギリシャ正教では時々、兄弟のローマ・カトリックが、ギリシャ正教になるなら一致が実現すると言います。そしてカトリックでは時々、皆がローマ・カトリックになるのを期待しています。これが人間の考え方です。天国ではこうした考え方ではありません。天国では一致を、一人ひとりの心のうちに築くものと見ています。私は今でもギリシャ正教です。ギリシャ正教徒のままです。ギリシャ正教を実践していますが、カトリックの兄弟のもとに行っても壁をつくりません。この方がたの教会に行きます。イエスはどこへでも私をお遣わしになるのです。ギリシャ正教のもとだけでなく。心のうちに、心をもって一致すべきです。

 今は廃墟となっている教会の上に、イエスが建てると仰っている教会について、それは、いわば分派のように、全く新しい教会を造るのではなく、「初代教会に似せて、唯一であり 一致し、愛と謙遜という基礎の上に築く」と言っておられます。 ― 互いを受け入れ、イエスに向かって一緒に、祈りを捧げるのです。

 

 ではマリア様が話しかけられておられる箇所を読みます:

「反逆は兄弟の間で一致を妨げます。心の不誠実は神の杯をさらに満たしていくことになります。彼らは我が子のからだをねじ曲げ、分裂させ、手足を切り落し、麻痺させてしまいました。思い出させましょう あなた方は皆 主を通して、唯一の霊のうちに、御父のみもとにいたる自分の道があるのです、ですのに我が子の名のもとに 別れたままでいます。一致と平和をあなた方は口にしますが、それを実践する人びとに対しては罠を仕掛けます。神は欺かれません、あなた方の理屈に納得もされていません。

 神の国は口にのぼる言葉だけにとどまりません。神の国は 心のうちにある愛、平和、一致と信仰、それは心の中で一つに一致している主の教会なのです。一致の鍵は愛と謙遜です。イエスはあなた方の分裂をお勧めになったことはなく、ご自分の教会の分裂は イエスのお望みではありませんでした。心と声をもって一致し 我が子の初代教会を心の中に再び築いて下さるようにお願いします。我が子の初代教会と申しているのは、その教会が愛、素朴、謙遜と、信仰に基いていたからです。改めて新しい組織を造り上げるのではなく、心の中の組織を造り直すようにと申しています。心の中にある古い煉瓦、不一致、不寛容、不実、赦しの拒み、愛の欠如という煉瓦を壊して、我が子の教会を 和解によって造り直すのです。非常に大きな霊の貧しさと 溢れるほど豊かな寛容が 要求されます、そして屈まなければならないと理解するまでは、一致できないでしょう。」(ノート54、‘91・9・23)

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P60

‘89・12・6

 

♡ ああ 我が子よ! あなたの世代に謙遜が欠けているため わずかな人しか私の声を聞かないであろう。 弱い器を通して我が子たちに近づくたびに、私自身の者たち、私自身の者たちの多くは、我が声を覆い隠してしまう。 娘よ 彼らの賢明さは不賢明となっている 私の神的わざの果実を認めないで 信じようとしないために。 しかし以前にも言ったように、彼らは私の羊でないために信じない、私の羊は我が声を聴く、私は彼らを知っており 彼らも私を知っていて後について来る。 そこで彼らの場合これらの預言が成就している: 「終わりの時に、宗教を嘲る者たちが現れて、不信仰な欲望のままに生活するであろう。 彼らは分派を作り、この世のいのちだけに生き、霊を持たない者たちです(*)。♡」そして「あなたが生きているというのは名ばかりで、じつは死んでいる。」言っておくが、「目を覚ましなさい」「残りの者を力づけなさい:死にかけている。」彼らは死んでいるだけでなく倒れた今 天からのパンを我が子どもたちが食べるのを 阻止したがってもいる、私が彼らを治めているとも 望む者に我が恵みの霊を注いで人類の中の最も低い者を高く揚げるということも忘れている。 極悪のさ中 彼らは私を前にして戸を閉ざした。 この世代からすべての希望(のぞみ)を一掃し 我が天使たちを憤慨させる、ファリサイ派の人たちが私を地上であしらったと同じように 恵みの聖霊をあしらっている。 我がヴァッスーラ、我が霊魂に愛された者よ、勇気を出しなさい、教えてあげよう: 私の平和と愛の十字架を分かち合うように あなた方皆を(**)私の道筋においた。 

 

 

    ユダ書1・18−19

    *何らかの方法でこのメッセージをひろめることに加わっているすべての人びと。

 

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/5巻P207

 

あなた方は皆 イエスを通して 唯一の霊のうちに 御父に至るそれぞれの道があることを 忘れないで下さい、けれどあなた方は我が息子の名のもとに 分裂したままです。 一致と平和を語りながら それを実践する者には罠を仕掛けます。 神は欺かれず あなた方の議論に納得もなさいません。 神の国は口先だけの言葉ではありません、神の国は 心のうちなる愛、平安、一致と信仰:それは心の中で一つに結ばれた主の教会なのです。一致の鍵とは・・愛と謙虚さ。 イエスが分裂をあなた方に勧めたことはありません、ご自分の教会の分裂を望まれてはいませんでした ♡ 私の子どもたちが心と声を一つにして 我が息子の初代教会を心の中で再び築くようにと懇願します。初代教会と申しましたが、その教会は 愛、質素、謙遜と、信仰の上に築かれていたからです。新しい建物につくり直すようにとは申していません、心の中の建物をつくり直すようにと言っているのです、心の中にある古いレンガ、不一致のレンガ、不寛容、不忠実、許しの拒み、愛の欠如を打ち壊し、和解によって我が息子の教会を建て直して下さい。 それには熱烈な心の貧しさと 溢れるほど豊かな寛大さがいります、そしてかがむ必要を理解するまでは、一致できないでしょう