ボロ布
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P
‘99・3・3
神の霊が 私を通して語られ、私の舌には み言葉がのぼります、
冠に載せた宝石のように 私をご自分の心に埋め込まれたのです、
み座より身を屈め 私の小道に薔薇を敷きつめて下さいました。
あなたは 仮象にすぎない被造物に ご自分の笏を手渡され
この憐れみ深い行為が あなたの笏を卑しめやしないかと
全く気にされることもありません。
あなたの懐で 賢者の知識を教わり、
汚れたボロ布だった私は あなたの使者へと変えられました、
み名が祝されますように、アーメン。
マリア・ヴァルトルタ/「手記」抜粋/天使館/P99
43年8月22日
(前略)
わたしは雑巾、哀れなぼろぞうきんです。甘美さの中に浸る霊魂しかもっていません。