美徳
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/1巻P254
悪魔はあなたを憎み ためらわずに焼き殺そうとするであろうが、手を掛けることはない、私は それを許さない ♡
この間私たちを港にちょうど引いていったボートの排気管に触った時のことを思い出します。卵焼きが作れるほど熱いあのパイプに、左手で、体重を全部かけてしまったのです。私は痛くて気絶しそうでした。左の掌はすっかり火傷を負い、痛さから逃げるために手を海に突っ込みたいと一瞬思いましたが、焼けた皮膚を冷水につけては傷がひどくなるのではと咄嗟に思い出し、思いとどまりました。手は10分間は熱をだし、赤く腫れ上がっていました。しかし、30分たつと、痛みも、火傷も一切が消えてしまいました。もう片方の手とまったく同じ感覚になり、すっかりもと通りになったのです。
♡ 子よ、あなたが傷を負うのを見たくはなかった、愛している そしてあなたにたいする私の清めは愛をもって選ぶ。決してあなたに染みが出来ることを許さない。 言おうとしていることを理解するように(*)♡
* 神さまはご自分で私の苦しみをお選びになることでしょう。
主よ、あなたからのものでしたなら、何でも愛しましょう。喜びであろうと苦しみであろうと。
愛する者よ そうです、私のために 心の中に天国を造ってほしい ♡ あなたからこの言葉を聞くのはどんなに私を悦ばせるか 子よ!
* どんな苦しみであっても、悪魔からのものは実現しないということです。しかし、神から来るどんな苦しみも実現され、したがって、霊魂の清めとなるでしょう。
そうです、そして私を喜ばせると思って自分の意思で選んだどのような苦しみも、私の目にはおぞましいものです、あなたは自分を欺いているに過ぎない。 それは悪魔を喜ばせ、私を喜ばせることにはならない。贖いは私が指示する ♡♡♡
あなたを大切に思い、深くより頼みます。
♡ 私を大切に思うなら、我が誉れとなろう ♡ そうです ♡
(悪魔の声が聞こえました。「こんな瞬間は、俺にとっては拷問だ!」)
悪魔は、神の私にたいする愛、そして私の神にたいする愛を私の心が喜んでいることに耐えられないのです。お互いが愛し合っていることに。
それは悪魔の体中を真っ赤な十字架で封印するようなものです。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/8巻P31
聖霊はうちに残された枯れ草(*)をすべて焼き払い 天国的な若木と喜ばしい葡萄畑(**)に置き換えて下さる。その日以降は私自身が園丁となる・・・
*枯れ草とは:悪癖や、罪
**これら天国的な植木は:美徳
荒涼とした廃墟でしかないあなたの古い地が今 私に向かって叫び声をあげるなら 私は本当にその恥ずべきさまを哀れもう・・
今や残されたわずかの木々も乾燥して折れ曲がり 薪にくべるばかりとなっている、そこで我が聖霊にあなたの霊魂を もう一つの楽園、私どもが住まう新しい地とさせなさい。 見よ、冬は過ぎ去り、あなたの土地には花が顔を出した。 見よ? 葡萄畑では咲き始めたつぼみが 香りを放っている。これこそが私どもの楽園、天国。 庭園に入り 収穫の実をかき集めよう。 私どもの庭園に入って行き まるで泉や、生ける水の井戸、芳香を放つあらゆる木々の茂る谷間、牧場に葡萄畑、ミルラの山々のような あなたの美徳の間で憩おう。 謙遜は私どもを喜ばせ 愛は嬉しいもの。 平安は誉れとなり、歓びは私どもを歓喜させる。 このように、果実とは すべて私どもの目には好ましい美徳。 そこで我が聖霊があなたを鍛え 健全な教えこそがいのちだと分からせて下さるように。
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P39
(聖母)
あなたを祝福します。 そして石を投げるすべての人びとを 赦しなさい。 あなたに綺麗で(*)いてほしいのです、そして 神のなさり方をたえず求めるように。
* 美しく(霊的に美しく)、と理解しました。