ユダヤ教
霊界日記2097
基督教徒として生まれ、教育されもして、公然と、または独り秘かにユダヤ教に移る者らは、他生では、謂わば、発狂してしまうのである。霊たちの間では身体の生命の間に存在するような狂った人物は示されることは出来ないのであり、霊たちの間にいる者たちの狂気は以下の点によるのである、すなわち、彼らは身体の中では正常な者である、と認められている者らのもとに見られるような空想〔幻想、妄想〕のために発狂するのである。しかしユダヤ教へ移る者らは他の霊たちの間へ来るときは狂った人間のようになり、・・・・*
かくて彼らは全く放心状態の者のようになるのである。今日私はこのように身を処した或る一人の者を前部からやや正面の上部に、それでも遠方に見たが、それでもこうした者は直ぐに社会から斥けられて沈められてしまうのである。彼は彼自身には恰も他の霊を謂わば、掴まえて、これをきりきりまいさせるように見えたのである。その沈められた者は何処へ行ったか、私は未だに分からない。1748年〔60歳〕5月27日。
*・・・・・意義不明のため省略