シンティカ
マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音4巻下P146
(シンティカ)
わたしは霊魂たちの近くでじっとしているつもりはありません。わたしが得たものは与えたいのです。与えるためには知らねばなりません。わたしに知ることをお与え下さい。そうすればわたしは愛の名においてあなたにお仕えするでしょう。
マリア・ワルトルタ/イエズスに出会った人々2・P344
「シンティカは心を込めて病人の私の面倒を見てくれます。生涯、泣いて母を求めた孤独で悲しい私は、すべての女に母を見つけようとしたけれど、かなえられませんでした。しかし、今、シンティカは私の夢を実現してくれました。この疲れ切った頭上に、死が日々近づきつつあり、この心に母のような愛の露の滴が落ちるのを感じています・・・ごらんの通り、私はシンティカに娘と母と両方の心を感じ、完全な女を感じているので、シンティカのために女のせいで私を襲ったすべての悪をゆるします。不可能なことですが、妻であり、この手で殺したあのあわれな女がよみがえるなら、あれもゆるそうと思っています。なぜなら、ほれっぽくて、簡単に自分を捧げる―良くも悪くも―女心を知ったからです」
「それらすべてをシンティカに見出せたことは私もうれしい。おまえの人生の良き伴侶となり、一緒に多くのことができるはずです。私は、おまえたち二人に同じ使命をもたせたい・・・」