主の御名

 

 

天界の秘義2009

 

[]同書に―

 

  ああわたしたちの神エホバよ、ただあなたの中にのみわたしたちはあなたの御名を言いましょう(イザヤ26・13)。

  わたしは北から人を起そう、かれは来るであろう、陽の登る辺りからかれはわたしの名を呼ぶであろう(イザヤ41・25)。

 

 ここでは『エホバの御名を言う』ことと『その御名を呼ぶ』ことは愛のいくたの善と信仰のいくたの真理から礼拝することを意味している。北から来る者たちは、教会の外側にいて、エホバの御名を知ってはない者たちではあるが、それにも拘らずかれらは相互愛に生き、宇宙の創造者を神として拝するときは『その御名を呼ぶ』のである、なぜなら『エホバを呼ぶこと』は礼拝とその性質との中に在って、名の中にはないからである。