主の聖心

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・8巻P242

‘96・11・28 True Life In God の十一周年記念日に

 

私の巌は 祝されますように、

救い主は 祝されますように、

イエスの聖心は 祝されますように、

人類すべてに その愛を示される聖心よ、

うちなるその宝(*)は 蜂蜜よりも甘く、

それゆえ純金にもまして好ましい 聖心よ。

 

イエスの聖心は 祝されますように、

私を引き上げ 形造られた聖心よ、

ああ 主よ、あなたの不思議を 人類に顕して下さい、

あなたの素晴らしいご親切を 顕しに来て下さい!

 *「宝」とは:「神のみことば」のこと。

 

決して失望はさせない。 私は その霊魂の太陽、心の悦び そしていのちの歓喜となるように 我が聖心を与えた。

 

あなたを生き返らせてその声を聞きたいと 望んでいた・・・・愛をもって 私を抱擁しなさい。 私への渇きは 傷ついた我が心を和らげるバルサム・・・・来なさい、あなたを通して 親切心と祈りの霊を注ぎ出すのを許してほしい こうして私の不思議と 愛と思いやりに満ちた慈悲の力を 世に思い出させよう。 私の心は 全人類を愛する炎で燃え上がる そして彼らが私を読み進むにつれ いっそう豊かに成聖の恵みを降り注いで、この炎のうちに 引き入れよう。 ― 私は無限に恵み豊かな者 そしてこの(*)心、息子や娘たちと過ごすのを悦びとするこの心に 皆を引き入れたい。

 *主はご自分の心を指さされました。

 

我が聖心のうちには 豊かさと栄誉、永らえる富と誠実を見いだせる。 私の宝は 徳の道を歩ませよう。我が心のうちなるものを見る目は、そしてそれを得る者は 幸せ、いのちを得 御父のご好意を得て、私どもは彼の傍らに立つであろう、そしてこの人を日ごとに悦ばせ、家族にも皆 次から次へと恵みを降り注ぐ。 我が聖心は 安らぎを与える香り。 あなたのうちなる混沌を照らす太陽のよう。 我が聖心は蜜よりも甘く どの口もその甘美を味わうようにと 私は招く。 我が聖心は 選りすぐられた薔薇の寝床のよう。我が聖心は やさしさに満ちている。 そう、それはさながら いのちの泉。

目を我が聖心に向けなさい するとその輝きは あなたの闇夜をま昼の明るさに代えよう。 私の聖心を受けとめて抱きしめるなら親密さのあまり あなたの頭は冠のように 成聖の恵みでおおわれ、その足どりを忠実の道に向わせ、私の栄誉のためには血を流すのもいとわなくなろう。 悪が悪によって栄えようとも 我が聖心はその無敵なる聖性によって あなたを護る盾となる。 我が聖心は 果実もたわわな木のように、その豊かな葉振りの茂みでは 憩いを見いだすことができる。 我が心より発する火は 霊魂に光灯す力、いかに燦(きらめ)く星も 我が心のうちより発する火ほどには 霊魂のすさまじい闇夜を照らしだせはしない。 実に、我が聖心の火は 太陽よりも千倍まばゆく輝く。 宇宙の星座をかき集めて束ねたより 千倍の光を放つ。

 

私のもとには 神の愛、神性なる慈悲、聖なる実、神よりの光、神の甘美、聖い泉、聖なる富があり、近づく者を富ませ その蔵を私の聖さで満たす。 私は我が民を死から護りたいがゆえに、こう言った:「手に我が心を持って訪ね 貯水池のようにその心を開いて 我が聖なる宝のうちに彼らを浸そう。 大海原のように訪ねて、彼らを強固にする。

 

我が聖所の基を築いたこの心、私の心を 何にたとえよう? 夏どきに茂るニュウコウ樹の若枝に? 琴の音に? 水晶のように透きとおったダイヤモンドに? 私の心には成聖の恵みがあるゆえ、その輝きは独特、我が聖心の無敵なる聖性にくらべ得るものは何もない、恵みと美徳にあふれ それは、深淵、おだやかであなた方のうちに最もみじめな者にも いたわり深い。