主の御容貌

 

 

ルイザ・ピッカレータ/我らの主のご受難の二十四時間/愛心館/P37

 

主の唇や青い目の動き

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/4卷上P72/236・3

 

イエズスはゆっくりと頭(こうべ)を巡らし、彼の濃青の瞳は、一瞬、傾(かし)げた女の頭上に止まる。

 

 

 

ヴァッスーラ/あなたは預言を無視しますか/P129

 

でもイエスのばあい、私が見るお顔がユダヤ人の顔であることは分かっています。イスラエルに旅行したときは、イエスに似た顔を何度も見かけました。現在のイスラエル北部ガリラヤではたびたび会いました。ガリラヤの人はずっと肌の色が白く、人目を引く目をしています。彼らの目は水のように透明で、大きく、青い色をしています。それで一緒に旅をしていた仲間たちに「ごらんなさい、あれがイエスの目ですよ」と言ったことがあります。

 

 

聖母マリアの詩上P197

 

本当に生まれたばかりの子羊のように、ふるえる声で産声を上げ、森の野いちごのような小さい口を開くと、赤い舌が上あごにくっつく。髪の毛がないように見えるほど、薄いブロンドの小さい頭、マリアが掌の中に支える小さい頭。

 

 

聖母マリアの詩上P240

 

三人の知恵者たちは、きびきびして元気のよい九か月から一歳ぐらいの幼子を眺める。子供は母の膝に腰かけて、ほほえんだり、小鳥のような声で何かしゃべっている。お母さまと同じように白い服を着て、かわいい足にサンダルを履いている。質素な服である。その長着の下から、じっとしていない小さな足、何でもつかみたい丸々とした手が出ているが、特にすばらしく、すっきりしたきれいな小さい顔には、濃い水色の目が生き生きと輝いている。にっこり笑った口元に、最初の細かい歯、頬にはかわいらしい、えくぼが浮かぶ。ちぢれ毛は輝いて蒸気のようにふわふわして、黄金の粉をまくようである。

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ4巻上P72/236・3

 

イエズスはゆっくりと頭(こうべ)を巡らし、彼の濃青の瞳は、一瞬、傾(かしげ)た女の頭上に止まる。

 

 

 

アグレダのマリア/神の都市/P168

 

天使たちと話す以外は何らの恩恵も与えられず、御母は御子の謎の失踪に苦しみ続けました。御母は、聖性、堅忍不抜と完徳、平安を保ち、怒りとか混乱、困惑など普通の人々が陥る苦しみには落ち込みませんでした。御母は天の秩序と調和を保ち、主に対する畏敬と讃美を忘れず、熱心に三日間ずっとエルサレムの街を歩き回ったのです。何人かの婦人たちに御子の特徴を質問されると御母は答えました、「我が子は色白で血色がよく、何千人もの中から抜擢されたのです。」一人の婦人は答えました、「その子だったら私の家に施しを乞いにやって来ましたよ。私は少し分けてあげましたの。気品が高く、ハンサムで、私はうっとり見とれました。その子があまりにも貧乏な様子なので、すっかり気の毒になったのですよ。」

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/6巻上/377.2/P195

 

 上気していた使徒たちは、下僕たちから新鮮な飲み物を注いでもらう。使徒たちはまずイエズスに渡そうとするが、マルタがそれに先んじて、椀にいっぱいのミルクをイエズスに渡している。マルタは、イエズスがミルクをとても好んでいることに気づいていたに違いない。