娼婦も神の国に入る

 

 

 

 

マタイ21・28−32

 

「ところで、あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。 兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。 弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。 この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」彼らが「兄の方です」と言うと、イエスは言われた。「はっきり言っておく。徴税人や娼婦たちの方が、あなたたちより先に神の国に入るだろう。 なぜなら、ヨハネが来て義の道を示したのに、あなたたちは彼を信ぜず、徴税人や娼婦たちは信じたからだ。あなたたちはそれを見ても、後で考え直して彼を信じようとしなかった。」

 

 

 

 

 

マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/6巻中P219/407.7

 

さて、どう思いますか? 愛したのは、二人のうち、どちらですか? 『父の望みに応えた息子です』と言うでしょう。それはどちらの息子でしたか?」

「長男です」と、皆が一斉に答える。

「そうです。長男です。イスラエルにも、あなたたちが嘆くように、の目に清くない人がいます。彼らは『よ! よ!』と言いながら胸を叩きますが、心の中では、罪を本当に悔いていません―それどころか、ますます心を固くします。また、見た目は聖人と称されるほど儀式に熱心な人でも、裏で慈愛や正義に欠けているなら、やはり清い人とは言えません。また、を遣わすみ旨に逆らう人もそうです。彼らは、それがサタンの意志であるかのように言いますが、それは許されません。こういう人たちは、の目に清い人ではないのです。がなさることをすべて善いと認め、使いを受け入れ、の言葉に耳を傾ける人こそ、清い人です。彼らはが望まれることを、ますますよく実行できるように努めます。彼らは清く、最高の方にとって大切な人です。私ははっきり言います。無知な人、貧しい人、収税人、娼婦たちが、『先生』、『権力者』、『聖なる人』と呼ばれる人たちよりも先にに入るでしょう。

 それが正義となるでしょう。ヨハネ(洗者)はイスラエルを正義の道に導くために来ましたが、イスラエルのあまりに多くの人が、彼を信じませんでした―自らを『賢く尊い』と称するイスラエル―けれども、収税人や娼婦は彼を信じました。そして、が来ました。賢く尊い人びとはを信じず、貧しい無知な罪びとたちはを信じます。私は奇蹟を起こしましたが、彼らはそれでも信じず、信じないことを悔いません。それどころか、彼らはや、を愛する人びとを憎みます。

 私は言います、『を信じてのみ旨を行うことができる人は幸いです。永遠の救いは、にあります』と。信仰を強め、全うしなさい。あなたたちは、天国を得るでしょう。なぜなら、真理を愛することを知ったからです。行きなさい。がいつもあなたたちと共に」。