ショーペンハウエル

(1788〜1860)

 

 

 

BL出版/『知の歴史』/ブライアン・マギー/P143

 

ショーペンハウアーは、西洋と東洋の思想に類似性を見いだした最初の西洋哲学者であるばかりでなく、堂々と、しかもはっきりと自分が無神論者であることを表明した最初の哲学者でもあります。ホッブズやヒュームも無神論者だったと考えられますが、当時、神の存在を否定するような書物を著すのは犯罪にも等しい行為でしたから、ふたりともこの問題に触れるのを避けていました。

 

 

ホッブズ(1588〜1679)

 

ヒューム(1711〜1776)