ルイ14世

(1638〜1715)

 

 

 

続最後の審判60

 

 ここに私は注目すべき事を附加することを許されている。私はフランスの現在の王の祖父ルイ14世と語ることが出来た、彼は世にいる間は、主を拝し、聖言を読み、教皇を教会の最高者としてのみ承認したため、霊界では非常な尊厳を得、フランス国民の最良の社会を支配している。かつて私は彼が恰も梯子づたいに降って来るのを見たが、降った後で、彼が自分はベルサイユ宮殿にいるように自分には思われると語るのを聞いた。それから半時間あたりが静まりかえったが、その時間が経つと、彼は言った「私は私の孫のフランス王とウニゲニトス教令について語り、彼に彼の前の計画から遠ざかって、それを受け入れないように忠告した。なぜならそれはフランス国民に有害なものであるからである。私はこのことを彼の思いの中へ深く吹き込んだのである」と。このことは1759年の12月13日の夕方の八時頃に起こったのである。

 

 

 

 

ジャック・ネランク/『あなたは預言を無視しますか 現代の預言者ヴァッスーラに聞く』/P230

 

ネランク: ルイ14世の最期の言葉をご存知ですか? 何日間もの、かなり長い苦しみがありました。彼は、やがてルイ15世として後を継ぐひ孫を病床に呼び寄せていました。当然子供は、すごく苦しいのかと尋ねます。ルイ14世は「とても苦しいが、私がやった事を償うために、できればもっと苦しみたい」と答えたそうです。ルイ14世が、許してもらわなければならないような沢山の罪を犯したことは、言うまでもありません。