神の赦し

 

 

1.サンダー・シング

2.マーリン・キャロザース

 

 

 

 

 

1.サンダー・シング

 

 

サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書/P172

 

正しく罰し許すことができるのは、神のみである。神のみが人間の内的必要と事情とを理解し、許しと処罰の結果を知るからである。人間が罰すれば、処罰の目的が達せられない場合が多い。それは、悪者の内的必要と事情を知らないからである。罰することが善よりも禍を生み、許しがほとんど奇蹟的な方法で人々を改心させる場合がある。また、許しが悪業への機会をいっそう開き、処罰が犯罪者の更生に効き目を表わす場合もある。神のみが人間の本当の性質を心得、彼らの必要に従って罪の原因と結果から救い出すことができるのである。

 

 

 

 

2.マーリン・キャロザース

 

 

マーリン・キャロザース/この世に天国を/P10

 

神の赦しを完全に受け入れることを学んだとき、どれほどの重荷から私たちは解放されることでしょう。神の赦しを受け入れる必要があるということは、絶望をもたらすものではなく、むしろ喜ばしいことです。赦された者だけが神の愛を理解することができます。赦されれば赦されるほど、私たちは神を愛せますし、神をもっと賛美することができるようになります。そして私たちはダビデと共に歌うことができるようになります。

 

「いかに幸いなことでしょう。背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。いかに幸いなことでしょう。主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。・・・・神に従う人よ、主によって喜び踊れ。すべての心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。」(詩篇32・1、2、11)

 

 

 

マーリン・キャロザース/この世に天国を/P11

 

神に罪を告白すると、神は直ちに私たちを赦してくださいます。それは神のご性質です。しかし、私たちが赦そうとしないなら、私たちは苦しむことになります。赦そうとしない心は、私たちから平安、喜び、そして健康を奪い取ります。神はそういう者として私たちをお造りになったのです。それは神から与えられた人間の性質であり、私たちにはそれを変えることはできません。