ヨハネ・パウロ2世
1.聖母から司祭へ
2.ヴァッスーラ
1.聖母から司祭へ
当方HPあとがきより
2001年5月5日(土曜日)
おお、神の都・マリア。
すべての道はあなたの所に集まり、あなたの所から出る。
そしてあなたの中に主は住まわれるのです。
なんという神の知恵。
今日の新聞でローマ法王・ヨハネ・パウロ二世が1054年にキリスト教の東西分裂以来初めてギリシャを訪問し、ギリシャ正教会のフリストドゥロス大主教に会い、1204年の十字軍によるコンスタンチノープル略奪などについて、「正教会の兄弟姉妹に対するカトリック教徒の罪に許しを請いたい」と謝罪されたという記事が出ていました。昨年も法王はイスラエルを訪問しイスラム教徒との和解に努められたのではなかったかと思います。これらの記事を見るにつけ、教会の一致のために聖母が特別に働かれているのを感じます。
聖母は『聖母から司祭へ』の中でヨハネ・パウロ二世に言及されています。
(『聖母から司祭へ』より1980年9月2日のメッセージ)
「私の汚れなき心が、教会に与えたあの偉大な光をごらんなさい。それは、私が第一に愛する子、教皇ヨハネ・パウロ二世その人です。これから戦いが、いよいよ激化するにつれて、その光はますます強くなっていくでしょう。
この教皇こそ、あなたがたの近くにいる私の現存の強力な、不思議なしるしです。かれはすべての敵にとっての、つまづきの石となります。
そして、巨大な分裂がそれに向かって攻撃する岩礁となるのです。ここにも[ニューヨークの町]教皇は来て、明確な言葉で話しました。
しかし、天からのインスピレーションを受けた彼の安全な教えに従う人はなんと少ないことでしょう。私の愛する子らのなかにさえ、かれを無視しつづける人たちがいます。そのために、ここでは暗闇がますます濃くなって、この国の教会は、重い病におかされ傷つけられています。」
(同1982年5月13日)
「かれのいのちは、すべてわたしのものです。私は、かれのいのちを、信頼にみちた絶えざる祈りの精神へと育ててきました。彼の声は、
天を貫いて、わたしの母としての取次ぎにあわさり、今回も亡びの道を辿るこの人類のうえに恵みの雨をふらせています。(中略)
ペトロの後継者としてのその使命に教皇は忠実です。かれは、イエズス・キリストに忠実をあらわし、イエズス・キリストのことを、言葉をもって述べ伝え、自分の生活をもってこれを証明しています。こうしてかれが、いたる所に広めているその光は、まったく福音の光です。(中略)たびたび教皇は、無関心と孤独にとり残されます。かれの言葉はひとりの予言者のことばです。(中略)
全世界の牧者として、また、わたしのおん子イエズス・キリストの代理者として、かれは、その深い愛の力をもって、どこにでも勇敢に恐れずに進んでゆきます。かれは、批判も妨げも恐れません。脅迫の前にも、危害の前にも、立ちどまりません。かれは、腕に抱かれて運ばれていく信頼にみちた子どものように、わたしから導かれ、守られるままに、わたしの示した道を進んでいきます。こうしてかれは、
みんなの利益と救いのために大きな十字架をにないつつ、日々自分の苦しいカルヴァリオを辿ります。今、かれが経験していることは、
すでに、わたしが、前もってかれに示していたことです。(後略)」
(同1987年8月13日)
「(前略)かれこそ、わたしの計画の重大な部分なのです。
かれは、わたしの光の教皇です。数年このかた、かれは、教会においても、また、これほど危険におびやかされている人類のすべての国々においても、わたしの光を広めるのに成功しました。全世界のすべての道にかれを導いているのは、わたし自身です。かれは、子どもの
従いやすい心と使徒の勇気、殉教者のぎせい心、母にゆだねる子どもの心でわたしに従います。この教皇は、わたしの最愛の傑作で、母としての、わたしの愛情のカリスマ(たまもの)をすべての人に与える偉大な役目をもっています。(後略)」
今日はそのヨハネ・パウロ二世も愛読されているという
グリニョン・ド・モンフォールを読書案内に載せました。
聖母から司祭へ1991.5.13
かれこそ、私の汚れなき心があなたたちになした貴重なおくりものです。かれは、今この時に、ゴヴァ・ダ・イリアで祈っています。それは、10年前に、聖ペトロの広場で、血まみれの危害をうけたとき、命を助けられた母であるわたしの特別な保護に感謝するためです。
かれこそ、わたしの秘密の教皇であることを、あなたたちに確証します。出現のとき、わたしは、三人の牧童に、この教皇について話しました。かれは、わたしの愛と苦しみの教皇です。
かれは、大きな勇気と超人的な力づよさをもって世界各地を訪れ、苦労も多くの危険もものともせず、すべての人を信仰のうちにかためています。こうしてかれは、ペトロの後継者、キリストの代理者、わたしの子イエズスによって岩の上に建てられた聖なるカトリック教会の、普遍的な牧者としての使徒的使命を果たしています。
2.ヴァッスーラ
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P233
‘88・6・3
花よ? 最近あなたに真実の啓示と 偽りの啓示による幻視を識別するように教えている、教義であろうと幻視であろうと ♡ 偽りのものはすべてサタンから出ていて、真理を傷つけるために混乱の種を撒く、ペスカラ(*)のように、麦の間に毒麦を蒔き あなた方皆を混乱させ、メジュゴリエの出現に怒り狂い これらの神聖なわざが私からではないというレッテルを張らせて 皆を混乱させようと企む ♡ 娘よ、私の教会に対して公に不一致を現す幻視を読むなら。ペトロを否定し。聖母を否定し。あなたの神、主である私からではないと知りなさい、私の姿をかりて できるだけ分裂させようと企み 私の姿で現れる敵からのものである、主なる私はあなた方仔羊が散らされているのを望まないと知りなさい、ペトロのもとに一致し、すべてが一つの群れとなって、皆が一つにまとまっていることを望んでいる、繰り返し言うが、イエス・キリスト、主であり、あなた方の救い主であるわたしは、再臨の日まで私の羊たちを護り養っていくようにペトロを選んだ、このペトロは今日のヨハネ・パウロ二世である、諸教会に語る聖霊の声に耳を傾けなさい ♡
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P266
‘88・8・4
パパさまとの公的な謁見の翌日:イエスは周り中にいらして、四六時中にっこりと笑顔を向けて下さっているのが見えました。
イエス?
♡ 私です、花よ、私のやり方を理解しようと求めないように、単純に私から来るもの全てを受け入れなさい、私、主はあなたを導き入れた、あなたを導いて 非常に愛する我が僕ヨハネ・パウロ二世に会わせた、最愛の霊魂たちよ、あなた方は私に従った、私を信頼し、私に寄りかかっていた、霊魂よ 歓びなさい! 私、あなたの神が 歓びを感じている! 素朴さは私を夢中にさせ、従順は私の聖心を喜びで跳ね上がらせる これこそ悪魔と戦う武器、
主よ、あなたのお手紙をパパさまの帯に差し込むのは正しいことでしたか?
私に従ったのだ、他の者たちにとっても従順の手本となろう、どのように状況が困難に映ろうと、信頼して従いなさい、私に従い 我が意思を行うのを見出したなら いつでも助けを与える。 これを私のために行うよう なぜあなたに頼んだかを理解しようと求めないように ♡ 覚えておきなさい、私の名のもとに一致させるのは主なる私であると、そして私の望みがすべて達成されるのは我が力による、私の指を置かせたまま 我が子よ あなたをこうして用いさせ、あなたの上に覆いをしておくのを許してもらいたい 私の注ぐ全ての恵みに有頂天となってしまう悪から護る、私、神はあなたを愛おしむ そして最も危機的状況にあっても決して見放さない ♡ 愛があなたに霊感を与える、聞くように、僕ジェームズ神父の献身にたいし私の聖心とあなたの母の汚れなき御心がどのようにこころ動かされたかを伝えてほしい ♡ 彼は 与えられた全てのものの上にしっかりと立ち 他の者たちにも 謙遜をもって従うように教えるとよい、謙遜に従うなら 悪と戦うことになると私の子どもたちに伝えるがよい ♡ 知恵はいのちを愛する、知恵には聖という名があり 私に従うすべての者に与えられる、全ての指示は知恵から降る、私に信頼し 聖(*)という種を蒔きなさい
*知恵という意味
あなた方の上に平和、おいでなさい、私の聖なる現存を忘れないように、微笑みかけなさい ♡
ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/8巻P227
主がヴァッスーラに:
行って 私の子どもたちに、私が彼らの巌であり 決して失望させないと思い出させなさい。 以前もはっきりと警告したが これからもたびたび警告していく。常に私と教会の伝統に忠実を尽くしなさい、我がからだのうちに私を見いだし、我が聖体の制定に これからも忠実でありなさい。真理に基づいているがゆえ健全なこの教皇の教えに これからも忠実でありなさい。 私は 真理。 まこと小さな子どもたちよ、真理からさまよい出ないで、真理のうちにとどまりなさい。 真理のうちにとどまるなら 私のうちにとどまっている。