わたしは道であり、真理であり、命である
ヨハネ14・6
1.聖書
2.スウェーデンボルグ
3.マリア・ワルトルタ
1.聖書
ヨハネ14・6
わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。
2.スウェーデンボルグ
天界の秘義2531[4]
主は真理と善の方面の教義そのものであれられること、かくて教義において顧慮されているものは主のみであることを主はヨハネ伝に教えられている―
イエスは言われた、わたしは道であり、真理であり、生命である(ヨハネ14・6、7)
ここに『道』は教義であり、『真理』は教義に属したすべてのものであり、『生命』は真理の生命である善それ自身である。主に対する愛がまたは主に対する信仰が受けるものであることを、主はまたヨハネ伝に教えられている―
彼自身のものはかれを受け入れなかった、しかしかれを受け入れた者にはことごとく、その者たちに、実にかれの御名を信じる者たちには、神の子となる力をかれは与えられた、彼らは血から生まれなかった、また肉の意志からも、また人間の意志からも生まれなかった、彼らは神から生まれたのである(ヨハネ1・11−13)。
愛の中におり、そこから信仰の中にいる者は『神から生まれる』のである。
3.マリア・ワルトルタ
マリア・ヴァルトルタ/「手記」抜粋/天使館/P136
勝利を得る者に、わたしは隠れたマンナを与えよう(黙示録2・17)
’43年8月19日
わたしは道、真理、生命である。わたしを措いてその他には道も、真理も、生命もない。わたしに従うために、すべての障害に勝つ人はわたしの神殿の柱になるだろうし、人間を滅びに導く誘惑の恐ろしい時から救われたのちに、守護し実行した言葉によって、わたし自身の玉座に、父と子と聖霊と共に席を得るだろう」。