主は何とお答えになりましたか

エレミヤ23・35

 

私自身で与えた言葉だけを くり返しなさい

 

エレミヤ23・35−40

 

お前たちは、ただ隣人や兄弟の間で互に、「主は何とお答えになりましたか。主は何とお語りになりましたか」とだけ言うがよい。「主の託宣だ」という言い方を二度としてはならない。なぜなら、お前たちは勝手に自分の言葉を託宣とし、生ける神である我らの神、万軍の主の言葉を曲げたからだ。預言者にはただ、「主は何とお答えになりましたか。主は何とお語りになりましたか」と言うがよい。もしお前たちが、「主の託宣だ」と言うなら、主はこう言われる。「お前たちは、『主の託宣だ』と言ってはならないと命じておいたのに、『主の託宣だ』というこの言葉を語ったので、見よ、わたしはお前たちを全く退け、お前たちと父祖たちに与えたこの都と共に、お前たちをわたしの前から捨て去る。そしてお前たちに、決して忘れえない永久の恥と永久の辱めを与える。」

 

 

 

エレミヤ23・25−29

 

 わたしは、わが名によって偽りを預言する預言者たちが、「わたしは夢を見た、夢を見た」と言うのを聞いた。いつまで、彼らはこうなのか。偽りを預言し、自分の心が欺くままに預言する預言者たちは、互に夢を解き明かして、わが民がわたしの名を忘れるように仕向ける。彼らの父祖たちがバアルのゆえにわたしの名を忘れたように。夢を見た預言者は夢を解き明かすがよい。しかし、わたしの言葉を受けた者は忠実にわたしの言葉を語るがよい。

 もみ殻と穀物が比べものになろうかと

 主は言われる。

 このように、わたしの言葉は火に似ていないか。岩を打ち砕く槌のようではないか、と主は言われる。