保守
1.神は一人であられることを人間は流入のみから知っている
黙示録講解954〔2〕
神は一人であられることを人間は流入のみから知っており、謂わば、そのことを認めることは凡ゆる国民の共通の告白から明白であり、多くの神々がいると考えることに対する反感から明白である。
パラマハンサ・ヨガナンダ講話集/人間の永遠の探求/P307
もはやアメリカ人も、インド人も、すべての国の人々が互いに習慣や信条の違いをぶつけ合うことをやめて、唯一の父をもつ同じ神の子どうしとして振る舞うべきです。キリスト教徒も、ヒンズー教徒も、単なる呼び名にすぎません。
パラマハンサ・ヨガナンダ講話集/人間の永遠の探求/P11
われわれを神に目覚めさせるものは、教義の解釈ではなく、魂の自覚です。おのおのの宗教の根底に横たわる共通の真理を会得すれば、教義の違いは問題ではなくなります。私にとってはユダヤ教徒も、キリスト教徒も、ヒンズー教徒もありません。みな同じ兄弟です。私はどの寺院ででも礼拝します。なぜなら、それはみな私の父のために建てられたものだからです。
パラマハンサ・ヨガナンダ講話集/人間の永遠の探求/P397
政治家には世界は救えません。世界を救うものは、神に対する理解です。神は、人生の目標です。それがなかったら、人が生きてゆく意味もないでしょう。神を愛する者は、あらゆる宗教を通して人々を導いておられる唯一の神を礼拝すべきです。
神はギーターの中でこう言っておられます―
「わたしを信じ求める者がいかなる道を取ろうとも、わたしはその程度に応じてわたしを現す。人がたどる道は信仰形式のいかんにかわらず、すべてわたしに通じている」(バガヴァッド・ギーター4・11)
ですから他人の信仰を批判してはなりません。信仰を持つ人に対しては、だれに対しても心からの愛と尊敬を表わすべきです。
寺院や教会を見たら、そこに宿りたまう神に、心の中で礼拝しなさい。