花婿
イエスは言われた。「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。」
黙示録講解252(7)
彼らが花婿に会うために出て行こうとして取った燈は信仰の諸真理を意味し、『花婿』は、愛と信仰とにより天界と教会とに連結される方面の主を意味している、なぜなら『結婚』が取り扱われていて、それはかの連結を意味するからである。
啓示による黙示録解説881
主は『花婿』『夫』と呼ばれ、教会は『花嫁』、『妻』と呼ばれ、この結婚は善と真理との結婚に似ており、聖言を通して行われることは、前に見ることが出来よう(797番)。これらの事柄から『夫のために飾った花嫁のように備えをしたエルサレム』により聖言を通して主と連結したかの教会が意味されていることが明らかとなるであろう。
天界の秘義4638 [8]
かれらが買うために出かけて行っている間に、花婿は来た
これはかれらがそれに対して身を処したが、それは遅すぎたことを意味している。
そして用意のできていた者はかれと共に婚礼に入った
は、善の中におり、そこから真理の中にいた者たちは天界へ迎え入れられたことを意味している。天界は善と真理との結婚から婚礼にたとえられ、かれらはそのとき主と連結するため、主は花婿にたとえられ、そこから教会は花嫁と呼ばれている。
戸は閉じられた
は、他の者たちは入ることができないことを意味している。