ガザ

 

 

 

新共同訳聖書コンコルダンスP387

 

ガザ・・・ペリシテの都市

 

 

 

天界の秘義1207

 

『ガザ』により仁慈について啓示された事柄が意味され

 

 

天界の秘義1210

 

『ガザ』により仁慈について啓示された事柄が意味されていることは、聖言に霊的な事柄がとり扱われているところには、それと連結して、天的な事柄もまたとり扱われているという事実から(すなわち、信仰の事柄がとり扱われている時、仁慈の事柄もまたとり扱われているという事実から)明白であり、またそのことは『ガザ』のことを記している聖言からも明白であり、さらに知識は信仰にひろがり、仁慈にまでひろがっており、仁慈こそ知識の最極限であるということを考察することから明白である。

 

 

天界の秘義1211

 

「カナン族の境はシドンから発し、ゲラルにきて、ガザにさえもたっした。」これは内なる礼拝を欠いた外なる礼拝を持っている者らのもとで知識が拡がっていることを意味していることは『ゲラル』と『ガザ』の意義から明白である。礼拝にかかわる凡ゆる知識の境界は、その外なるものであれ、内なるものであれ、そこまで拡がっているのである、なぜなら礼拝はことごとく信仰と仁慈から発しているからである。これらのものから発していないものは礼拝ではなく、偶像崇拝である。カナンが、すなわち、外なる礼拝とそこから派生したものとがここにとり扱われている主題であるため、ここに意味されている境界と拡がりとは礼拝の境界と拡がりではなく、知識の境界と拡がりである。