フランス

 

ルイザ・ピッカレータ/被造界の中の神の王国/4巻P188

イエスはフランスに警告を発せられる

1902年6月29日

 

 今朝私がイエスをお見かけしたとき、なぜかは知らないのですが、主が次のようにおっしゃるのを聞きました。

「可哀想なフランス! 可哀想なフランス! おまえは傲慢になったしまったので、私をあなたの神であると認めないことによって、もっとも聖なる掟を破り、引き千切ってしまった。あなたは他の国々も悪へと引きつけて、彼らにとって悪い手本となった。しかもおまえの手本は非常な力をもっているので、他の国々も自分を駄目にしつつある。その罰として、おまえは征服されるだろうということを、知っておきなさい。」

 このあと主は私の内部に退かれましたが、多くの苦しみのために助け、哀れみ、同情などを主が求めておられることを感じました。創造主であるイエスが、ご自分の被造物に助けを求めておられるなどと感じることは、まことに心張り裂けることでした。

 

 

ルイザ・ピッカレータ/被造界の中の神の王国/4巻P220

罰への脅かし

1902年12月7日

 

 自分の外にいた私は、その中に無数の人々が居る非常に濃い暗闇の中にいる自分を見いだしました。このような暗闇ゆえに人々はまったく盲目となり、自分たちがしていることが理解できませんでした。それは、イタリアの一部とフランスの一部分であるように思われました。フランスには、イタリアよりもひどい、なんと多くの間違いが認められたことでしょう! まるで人々は、動物から自分を区別することのできる、人間としての最初の美徳である良識すら失ってしまったかのようでした。ゆえに、動物以下になり下がっていました。

 

 

 

神の摂257

 

高貴なフランス民族