「生ける神より明かされた英知」
デボラ
世のひかり社/石澤芙美子訳1〜5巻上下
主イエスと聖母マリアからイタリア・マンドゥリアの
若い女性デボラ(1973〜 )に与えられたメッセージです。
1992年から現在に至るまで続いています。
ヴァッスーラにも似ています。
主はご自分が父なる神であることを言われます。
父と子のみが唯一のものであるだけでなく、私と私の父もただ一つのものである!『一つの位格』を称えて愛する者は『私たち三つの位格』を称え、愛することになる。三つの位格の神が存在するのではなく、分かつことのできない三つの本性、三つの位格の一致のうちにただ一つとなった、ただ唯一の神である。では、人々が神の三重の本質を理解できるように、あなたは次のように表現するとよい。
――それは権能である。なぜなら私の父は創造のわざの思考力であるから。
――それは贖罪である。子は、解放され、新たにされる創造のために、罪以外の人間の自然性と、その苦しみを分かち合ったからである。
――聖霊はまったく清い愛である。そのはげしく燃える炎の七つの様相をもって、聡明、知性、善い勧め、力、知識、そして神への崇敬心途畏れの徳を与えるものだからである!(4巻上P132)
「我が娘よ、私はイエズスである。子である私は父のうちにおり、父は子のうちに、そして私イエズス・キリストから聖霊は来る。そして聖霊は父のうちにある、なぜなら彼は父であるから。覚えておきなさい。私たちは唯一である。すべて三つのうちに一つであり、また三つである。そして一つのうちに三つなのである。」(1巻上P121)
さらに、主の来られた目的はご自分の新しい再臨にそなえて
世界を準備させることであると告げられます。
我が子ら、我が教会よ、あなたがたは私の遺産、間もなく刷新されようとしている私の聖なる町である。(3巻下P73)
私のヨハネが最初の観覧者であった天上の事柄を明白にする前に、私はあなた方の真中に私の王国を築くために来よう。まもなくあなた方の真中に新しいエルサレムがくだって来る。私の計画とは、あなたや他の道具となる霊魂たちを通して、私の間もない再臨にそなえて世界を準備することである。(1巻上P155)
そして来るべき「新しいエルサレム」とは
聖母のことであると教えて下さいます。
イエズス:「私の聖なる母とは、『・・・聖なるエルサレムが天から下ってきて、人々の住まいの間に居を定めるのを見た・・・』と記されているあの文章を形成する方である。:,,,調和と均衡を失った家々に住まう神の聖なる町とは、彼女のことである。
あなたがたの家庭のいろり端に喜びを取り戻してくださるのは、彼女である。
人間が神と和解することができるように、私たち聖三位の愛が選んだのも彼女である。全ての天使はこの出来事を知っており、あなたがた、私の憐れみの愛の小さな子らも、聖なるマリアの共贖のわざの使命について知ることを、私は望んでいる。」
デボラ:「私たちは聖母を愛しており、本当に大好きです。」
イエズス:「彼女を誉め崇めることが必要である!余りにも多くの人が彼女を侮辱し、卑しめている!」(4巻上P148)
以上
デボラ/生ける神よりあかされた英知/3巻下P41
退廃した神への冒瀆に生きる人類のために感じる母の苦悩に比較できるものはない。私のもっとも聖く愛深い鳩、私の霊に満ちた者、私の肉の肉、私の血の血であるこの母を愛しなさい。そして他の人々に母を愛させることを、私に約束しなさい。私は、母の誉れが全ての人々から知られることを望んでいる。(中略)マリアを『お母さま』と呼ぶことを学びなさい。
私のおん子イエズスの聖心は讃えられますように。子供たちよ、私の呼びかけをもってあなたがたも呼びかけてください。愛する子らよ、私はご聖体の婦人です! もしあなたがたの心を私に捧げ、ここで明らかにした尊称をもって、私にあなたがたの家庭を治めさせてくれるならば、私はあなたがたの中に入り、あなたがたの霊魂の中に、私のおん子が休むことのできる聖櫃を作り上げましょう。