アメリカ

 

1.2001年9月11日、同時多発テロについて

  ヴァッスーラ他

 

2.聖母から司祭へより

 

 

 

1.2001年9月11日、同時多発テロ

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち8巻P251訳者あとがきより

 

けれど、これらのメッセージを十余年与えつづけてこられた主は、今年二月七日のメッセージで、昨年九月の悲劇的事件(2001年9月11日の同時多発テロ事件)にもふれ、以下のような厳しいお言葉を投げかけておられます。

 

 「我が砦よ、私の再臨を告知するために あなたを呼んだ。 私は 悔い改めへの再三の呼びかけに冷淡で無関心のまま いまだ自分たちの世界に浸る我が子どもたちのすべてに 私の尽くしがたい慈悲を現そうとあなたを呼んだ。私の呼びかけは 聞かれていない。 世界は今や罪の泥沼の中に、そして死の影に向かっていっそう深くはまり込んでいる。 私の種子は水やりが不足して 死んでいる。我が羊飼いの多くは私の期待に背き 自分たちとともに何十万もの霊魂を滅びの淵に引きずり下ろす。<私たちは警告を受けていなかった。 天の印を何も見ていない>と言える人がいようか?そして自分のためだけに生きつづける。

 

この世代はみことばに耳を閉ざし 我が愛の掟に反するあらゆるものを差し出すサタンに仕えて生きるほうを選んだ。それを自由や解放と呼ぶが 実は悪霊の虜となっている。今や一人ひとりが戦争のために身構えている。暗やみが世界をすっかり覆ってしまった。悪意に満ち あらゆる悪霊の住まうその心は 暗黒の君にしか動機づけられていない。

 

私はこの慈悲の時 自分たちの悪意と神不在を捨て去って私の慈愛深さを思いめぐらす時間と機会を、皆に与えてきた。あなた方の信仰を生き返らせるよう、王的な命令によってあなた方のために繰り返し、天には驚くべき不思議を繰り広げてきた、しかし多くのあなた方は、特に合衆国では、私のほうに導いて永遠のいのちへと連なる徳の道に踏み入れるように励ましてきたが、私にも みことばを運ぶ使者たちにも背を向け、軽蔑のうちに私を拒んだ。高きも低きも同じように歯を食いしばっては このわざを損なおうとして。

 

我が王国の支配は戸口にまで迫っている、しかし私を受け入れる用意が出来ていようか? 私は惜しげもなく王的な豊かさをもって あなた方の霊を生き返らせようと 霊的食物の宴を繰り広げた。そこを訪ねたときは、(イエスは合衆国のことをおっしゃっています)死から救うために、私自身の手で養おうとあなた方を待ったがあなた方は前に出て来るのを断った。 こうしてまことの変容を遂げるのを嫌がり むしろ私の警告に対しては 敵意を示したことを思うと、以前に起きた嘆きの場面はあなた方の前に横たわる悲しみの朝、あなた方自身の手で招くであろう悲しむべき朝に比べたなら、何でもない。あなたの国家はその奇怪な法的制度ゆえ 我がすべての愛の掟にまったく反した統治を行っている。その法律とは地球を危機に陥れるだけでなく 全宇宙の安定も脅かすほど凶悪な犯罪を犯す。

 

  私は、何度も、私の杓を 存在しない者たちにも許し与えてきた。今日は深い悲しみをもって上から見ているが あなた方の企ては自分たちの上に降りかかってこよう。世界はすでに自分自身で選んだ道 自然界を激しく歯向かわせ、自然災害を引き寄せ、自らの企てによって自分自身を窒息させているその結果を 味わっている。 私は もう長年あなた方に懇願してきたが ほんのわずかな者だけが注目してくれたにすぎない。 あなた方にとって鞭のようなこの清めは、時代よ、多くの人を私のもとに引き寄せ 私の警告をあざけっていた者たちも悲嘆にくれて私のもとに戻ってこよう。その後、このすべてが起きたあとで、存在していない一人ひとりが 存在するようになったあかつきには、地上に火を放って鞭から解放する。

 

 神が話すとき、その声は地球を揺り動かす。神なる私の訪れは迫っているがゆえ 私の支配は間もなく到来しよう、そしてこの地球上に住む一人ひとりの国たみに公然と証しするように招かれた人びとは もはや押さえつけられずに証しをする 人びとは渇いた地面のように みことばの露を待ち焦がれるようになって。 そしてこの人びとは 以前には出逢ったことがなく 霊魂の目で見たこともなかった至高なる三位一体の神のわざを 証ししていこう。

 

 この清めがソドムとゴモラのときほど あなた方の上に厳しくは訪れないようにと 天に懇願しなさい。私の教会は新たになろう。」

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち5巻P186

 

1991・9・11

(ヴァッスーラ):主よ、私は天を臨み、天のことを探し求めます。平安を感じて歓びが

湧くよう、み顔を探し求めます。観想の祈りができますように、

み顔を探し求めます。

 

(主):そして私としては 我が目で今日の世界を見おろし、国たみの間を

たずね歩き、霊魂を次々と調べては 温かみ、寛大さと 愛が少しでもないかと

探し求めている、だが極めてわずかな人しか 私の好意に浴していない。

ほんのわずかしか わざわざ聖なる生き方をしようとは思っていない。

しかし日々は過ぎ去り大いなる裁きの日まで時間は数えられている。

私の町々(*)は娼婦の町になってしまった!無惨にも!悪魔たちの要塞と化し!

中は、虫に喰われて 腐り果て!毒蛇とサソリの隠れ家になっている!

我が清めの火をこれら反逆の徒に どうして吹きかけないでおられよう?・・・

 

(*ヴァッスーラ注):町々をここでは:「霊魂」を意味して、神は用いておられます。

 

(イエスは突然声の調子が変わられ、数秒間をあけて、

私を畏怖させるような重々しい調子でこう言われました:)

 

―地上は震え戦(おのの)こう―そして塔のようにそそり立つ悪は

どれも崩れて塵の山となり 罪咎(つみとが)の埃の中に埋もれよう!

天上では、天が揺さぶられ 地の基(もとい)が揺れ動く!

御父のみ手が冬に下されないように 祈りなさい。

島々、海と大陸は 雷鳴と炎をともない、思いがけない時に 私の訪れを受ける。

私の最後の予告の言葉を注意して聴き、まだ時のあるうちに耳を澄ましなさい。

私どものメッセージ(*)を読み、天が語っている時は もうこれ以上軽蔑して

耳を貸さないままではいないように、声を低くするなら

私どもの声が聞こえてこよう。判断を下す前によく考えなさい。

聖霊の御わざを批判する前に さらによく考えなさい。

聖霊を嘲り おおやけに冒涜する者は誰も容赦しない。

義によって黄泉の国に落とされよう。

我が聖なる顔を探し求めて皆天をあおぎ 観想しなさい!

目を天に上げるなら 滅びない。

悔い改めなさい!そして御父に思いとどまっていただくよう 願いなさい。

間もなく、あとわずかしたら、天は開いて

審判者

をあなた方に示そう

(*)イエスとマリア、この二人の証し。

 

 

世のひかり社/パウロ・ファローニ神父/時の神秘/第2巻P57(1998.9.17発行)

 

予言者レオノルさんは、つづけます。

「私はじっさいに裁判官として罰をあたえるおん父をみました。その瞬間おん父が、『流れ星が地球のまわりに動いています。それは一つの天体をひきずって衝突して爆発します』といわれました。そのお言葉を聞いていたとき、アメリカにあたる地球の部分が罰をうけているのをみました。ここに大地震が起っているのだとききました。また津波におそわれ、火につつまれた大陸もみました。

 巨大な波、火の海に沈む森、そして火花のように砕け散るニューヨークの高層ビルをとりかこむ火もみました。人々が炎につつまれて窓から飛び下り、叫びながら火の中におちるのも見ました。部分的に日本も見ました。果物を半分に切ったように、山が裂けるのも見ました。同じその時に世界全体を揺り動かす大地震が起き、数秒のうちに山は地の中に吸い込まれ、あっというまに見えなくなりました。人々はきちがいのようになって助けを叫ぶのですが、無駄でした。もう時間がなかったのです。」

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・8巻P35

‘95・4・12

合衆国へのイエスのメッセージ

 

いっときは心が燃え立って讃美の声を上げるが その炎も次の瞬間は死に絶えてしまう。― 子に接する父親のようにいたわり深く あなたに接してきた そして幾世代もの間秘めてあり 今の時代 世が冷えきって知識も信仰も蔑むこの時代まで 取っておかれた尽くしがたいこの宝を その心に現した、私の宝は今あなた方の生きている時の終わりまで、人びとが善を選ばず あらゆる悪に身をまかせ、神よりも自分たちの楽しみを優先させたこの時代まで 取っておかれたのです。

 

私は山を越え谷に向って 小川の奔流のように、我が尽きせぬ聖心の宝を注ぎ出しては あなた方を我が王国にそなえさせ その愛を強くしている。 私は渓谷に湧き上がった泉のように、山あいを走りぬけ、渇く人びとを引きつけてきた。 私は、今までの歳月 天の与え得るすべてを与えてきた、そこで言ってほしい、あなた方を救うために これ以上ほかにしなかったことが何かあろうか? 我が子たちよ、いのちを保つよう 初めに私の法を与えた。 だが神を愛する生き方をしていないがため 今日までも私の法は守られていない。

 

天の御父を愛さないかぎり隣人も愛せないがゆえ それは掟に従っているとは言えない。 初めに教わったことがあなたのうちで息づいていないなら、私のうちにはまだ根づいていない。その人が:「私はイエスと御父のうちに生きている」とどうして言えようか。 すべての法は 二つの大きな掟にかかっているとは聞かなかったか? あなたにはっきり問いたい、「全世界を手に入れようとも愛の賜を失うなら その人にとって何の益になろう?」愛の賜を失うなら 神への知識も失っている、御父への愛に欠けているなら、すべての掟をも破っているがゆえ。 言っておく、もしあなたの愛が今のままで それ以上深まらず育たないなら 我が王国には決して入れない。 御父と私があなたを住まいとするよう 御父を愛してその誉れとなりなさい。 御父を熱く思い あなたの生き方が絶え間ない祈りとなるように。 その生きざまが神に由来すると言うなら、では私が愛しているほど互いに愛し合い 神のうちの真のいのちを生きるようにしなさい ♡

 

あなたを教えつづけてきた歳月に 私の栄光を心で悟らなかったのか? 間もなく私は戻って来よう、そこであえて:「まだ進歩のときがある」とは言わないように。 今すぐ来て 悔い改めなさい! 悔い改めの実とは: 愛。 そこで今や来て 天の御父に親愛の情を示しなさい。 隣人だけではなく 敵と見なす人びとをも愛するように。 彼らを慈悲(いつくし)むなら 天の父も慈悲を示して下さろう。 我が王宮には 愛だけがある。 私は希望を与えようと あなたを名指しで呼んだ。 我が聖心を開いて 幾世紀もの間秘められていたすべての富と宝を 差し出した。 心を手に玉座から降り立ってあなた方の間にとどまり 我が心のうちなるこのすべての宝を与えた、そして、口を開いて話すや、私の全き美しさに あなた方はすっかり心うばわれた。 その愛をかき立てて鼓舞するよう、私は 香のあわい薫りを吹きかけた。 回心したての若さをもってあなた方は 進んで心を開き 我が羊飼いの杖で導いてほしいと願った、そこで私はそうした。牧した群れのうち ほとんどはその群れを去った。 悪には抵抗しきれなかった。 次第次第に足取りが私の心から離れていき 悪意と欺瞞のほうへと足ばやに向かった・・・

あなた方は気難しくなっていた そして私の悦びと栄誉であり 育ちかけていたそのわずかな愛は 茨と棘で窒息させられた。 となり人を容赦なく試練に遭わせながら 私の掟に目を留めているとどうして言えよう? 御父と私は 目に見える形で地上を訪れる前に 一人ひとりが心を開いて私どもを受け入れるようにと気づくよう 天からはるばる旅して来た。 我が訪れの時 石の心を持って気づかずにはいないようにと祈りなさい。 霊が空(うつろ)のままではないようにと 祈りなさい ♡ 心開いて王のもとに来なさい そうするならあなたも王の食卓で: 愛 を分かち合う。

 

2.聖母から司祭へより

 

聖母から司祭へ1987年6月2日 米国ワシントン州、シアトル市

 

イエズスの神的み心をなんと苦しめることでしょう。

 

きょう、ここ司教座聖堂の中で、この州の最も遠い所から来たわたしの愛する司祭とまた大勢の信徒たちといっしょに行っているチェナクルム(集い)を、よろこんで受け入れます。

 あなたたちの愛とつぐないとの捧げものを受け入れます。

 

 イエズスは、こん日もまた、神秘的な体のうちにぶじょくされ、むち打たれ、傷つけられています。不潔のもっとも重大な罪さえも正当化するたくさんの司祭たちと、何人かの司教たちが示している放任的な態度は、どれほどイエズスの神的み心を苦しめていることでしょう。ちょうどここに、この聖なる場所で、この恐るべき悪徳に堕落しているわたしの多くのあわれな子らが歓迎され、自然に反する不潔の罪の道を歩みつづけてよいと、公にはげまされたことが、イエズスのみ心を軽蔑し傷つけ、侮蔑したのです。

 

 自然に反する不潔な行為は、神のみ前で復讐を要求する罪です。

これらの罪は、あなたちと、あなたたちの国々のうえに、神の正義の火を呼びよせずにはいません。

神はモイゼに与えられた「姦淫するな」の第6戒は、今でもその価値を完全に保っているのです。堕落した、そして、邪悪に流れたこの世代にあってなお、これを守らねばならないことを、はっきりと、しかも勇気をもって、すべての人に宣言する時が来ました。

 

この種の罪を正当化するすべての牧者は、自分の上、そのいのちの上に神の正義の燃える火を呼ぶのです。

 罪悪のさかずきは、すでに満ち満ち、もうこれ以上は耐えられないほどいっぱいになって、どの方向からも溢れ出るのです。それで、あなたたちの、祈りのチェナクルム(集い)をふやして、これを取りつぎとつぐないの力強い支えとし、またあなたたちのいのちを、潔白の徳をもって香り高いものとして、わたしに捧げることをすすめます。

 この世がふたたび光と潔白の花園へと返り咲くことができるように、やがてこのあわれな堕落した世界の上に、天が開けて、神の正義とあわれみの燃える露が降りそそがれることを約束しましょう。