2. テキスト関連のコマンド
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 14. tar

tar [オプション] ファイル名    … アーカイバ。複数のファイルを1つにまとます。


tar 記述例
% tar cvf tar_file file1 file2 % tar cvf tar_file dir1 % tar rvf tar_file file3 % tar tvf tar_file % tar xvf tar_file file % tar xvf tar_file file1、file2をまとめて、tar_fileを作成 dir1以下のファイルをまとめて、tar_fileを作成 tar_fileにfile3を追加 tar_fileに保存されているファイルの情報を調べる tar_fileからfileを取り出す tar_fileから全てのファイルを取り出す

  



オプション  
c tarファイルを新しく作る f tarファイルを指定する p パーミッションやowner、groupの情報を保存する r tarファイルに追加する。zやZと一緒には使えない。 S 小さいファイルを効率よく扱う t tarファイルの内容を表示する v バーボーズモード(処理内容を詳しく表示する) x tarファイルを展開する z gzipで圧縮・解凍する。zオプションがあるのは GNU tar だけである。 tar ztf foo.tar.gz (gzip -dc foo.tar.gz|tar tf - と同じ) O 抽出したファイルを標準出力に出力する(xオプションと併用) Z compressで圧縮・解凍する % tar Ztvf foo.tar.Z -C ディレクトリ 展開時に指定のディレクトリに移動する。 ルートに展開したい場合は % tar xvf /dir/foo.tar -C / 又は % cd / ; tar xvf /dir/foo.tar
その他  
1) gzip コマンドで圧縮されている場合の解凍例は次のとおりです。   「 gzip -dc xxxxx.tar.gz | tar -xvf - 」 2) tar でディレクトリをアーカイブする時の注意として、相対パス で記述した方がよいことが挙げられます。ここを絶対パスにして しまうと復元の時も絶対パスで復元してしまい、汎用性に欠けて しまいます。



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