6. その他のコマンド
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 5. gcc

gcc [オプション] ファイル名 ...    … GNU C コンパイラ


gcc 記述例
% gcc main.c % gcc -o main main.c main.c をコンパイル 実行モジュール a.out が作成 main.c をコンパイル 実行モジュール main が作成
% gcc -c sub1.c % gcc -o main2 main2.c sub1.o % gcc -o main3 main3.c sub1.c sub2.c % gcc -o hellocl hellocl.c -lsocket -lnsl -dn % gcc -DDEBUG=1 test.c sub1.c をコンパイル モジュール sub1.o が作成 main.c のコンパイルとsub1.o    のリンク 実行モジュール main3 を作成 ライブラリ socket と nsl から    リンク #define DEBUG 1 を定義したのと 同じ効果

  ※FreeBSD、Linuxなどは標準のCコンパイラがgccになっています。



オプション  
-E プリプロセス処理が終了したところで停止し、コンパイルはしません。
   プリプロセス済みのソースコードが、標準出力されます。

-g バイナリにシンボルテーブルを付属します(デバッガ情報)

-S コンパイル後終了し、アセンブルをしません。
   アセンブラコードのファイルが出力されます(xxx.s)。

-c リンクを実行しない。*.o というオブジェクトファイルを生成します。

-o 生成する実行ファイル名を指定します。
   -o を指定しないと a.out の名前で生成されます。

-v バーボーズモード。
   (標準エラー出力に対して) コンパイルの各ステージで実行されるコマンドを表示

-pipe テンポラリファイルを作らず、パイプで処理します。

-ansi 全ての ANSI 標準の C プログラムをサポートします。

-trigraphs ANSI Cのトライグラフを使用可能とします。

-traditional 伝統的な C コンパイラのいくつかの特徴をサポートします。

-w ワーニングを表示しません。

-W... 各種のワーニングを表示するかどうか設定します。

-Wall -Wスイッチで指定できる全てのワーニングを表示します。

-O 最適化したコードを生成

-I インクルードファイルのパスを指定
   例・-I/usr/X11R6/include

-l ライブラリを指定(/usr/lib/)
   例・-lm -lnsl -lX11

-L ライブラリのパスを指定
   例・-L/usr/X11R6/lib  (/usr/lib/ 以外)

-Dxxx デバッグ用オプション。文字列xxxを#defineする効果と同じ。




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