Perlの説明　　　　　 1.文字　　 2.数値　　 3.エスケープ文字　　 4.ヒア文字列

　１. Perl の定数について説明します。


　1.文字
シングルクォーテーション又はダブルクォーテーションで囲む
定義内容シングルの場合ダブルの場合
'Hello !' 123 can't open '\'Hello !\'' '123' 'can\'t open' "'Hello !'" "123" "can't open"
"multi" \1,000 Hello !\n '"multi"' '\\1,000' 'Hello !\n' "\"multi\"" "\\1,000" "Hello \!\\n"
Msg = $data 'Msg = $data' "Msg = \$data"
・シングルクォーテーションで ' の定義は \ をつけて区別します。
・ダブルクォーテーションで　 " の定義は \ をつけて区別します。

・\ を文字列中に記述するときは、\\ とします。
・ダブルクォーテーションで変数(スカラー､配列､連想配列)は、変数の内容になるので、これも \ をつけます。シングルクォーテーションを使えば展開しません。

※\ を文字列中に記述した場合は， \ の直後の文字によって特別な意味を持ち、エスケープ文字といいます。


　2.数値
記述　例
10進数 8進数(頭に0を伴う) 16進数(頭に0xを伴う) 実数 12345, -123, +12 0123, 0456 0xa1, 0x2ff, -0x3f 2.15e7, 2.15E7, -2.15e-5, 3.14e43



　3.エスケープ(特殊)文字

\ を文字列中に記述した場合は， \ の直後の文字によって特別な意味を持ち、エスケープ文字といいます。シングルクォーテーションでは \' \\ のみ使用できます。ダブルクォーテーション内では、様々な特殊文字があります。

シングルクォーテーションで使用できる特殊文字
\' \\ シングルクォーテーション \マーク
ダブルクォーテーションで使用できる特殊文字(一部)
\" \\ \n \r \t \x123 \0123 \l \u \L \U \E ダブルクォーテーション \マーク 改行(0A)16 復帰(0D)16 タブ 文字コード(１６進) \x41 は(41)16　　　　　文字A 文字コード(　８進) \0101 は(101)8 = (41)16 文字A 次の文字を小文字に 次の文字を大文字に \E が来るまで小文字に \E が来るまで大文字に 大文字小文字変換の終り

・例　print "\LAbCd\E" . "\n";　→　abcd
・例　print "\L$text\E" . "\n";　→　$text = 'AbCd' なら　abcd


　4.ヒア文字列

here-is 記法のことであり、指定した文字列が現れるまで、行の値を変数に代入します。改行してあれば、もちろん改行も含まれます。

$text = <<EOF; # 文字列"EOF"のある行までの値が$textに代入される <html> <head><title>html text</title></head> <body> : </body> EOF



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