15. ストリーム |
入出力のプログラムはストリームを使って書きます。基本を覚えれば、標準入出力でもファイルでもネットワークでも簡単に扱えます。
(1) データの種類 |
このようにデータの流れを抽象化することで使用する入出力機器に依存することなく、すべて同じ方法でプログラムを書くことができます(もちろん使うクラスやメソッドは違いますが...)。
(2) ストリームの種類 |
出力ストリームは、データを送信したいとき(データを出力したいとき)に使います。このとき、データの行き先は知らなくても構いません。入力ストリームはストリームからデータ取り出したい時(データを受信したいとき、入力したいとき)に使います。このとき、データがどこから来るのかは知らなくても構いません。
というのが、ストリームの基本的な考え方ですが、あまりにも抽象的すぎてわかりにくいですね。それに、実際にプログラムを作る場合はデータの行き先やどこから取り出すかという指定もします。ということで、実際のプログラムを見ながら考えていくことにしましょう。
ただ、ストリームにはバイト単位のデータが流れていることは覚えて置いてください。